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Sandfish Records Diary

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Happy Birthday, Bruce!

 今日は敬愛するブルース・スプリングスティーンの誕生日。なんと68歳だそうな。心からおめでとうございます。

 思えば、随分長いことスプリングスティーンの歌を聴いてきた。なにかにつけ。なにかあれば。なにがなくとも。とにかく、よく聴いてきたのだ。そんな日々も33年になる。

 そんな特別な人が今も現役感いっぱいに活躍しているのは、僕自身にとっても幸運なことだ。アルバムを出せばナンバー・ワンになり、ライヴ・チケットは即日ソールド・アウト。誇らしい気持ちだ。

 高い志しと燃えるような情熱で自分を追い込み、たくさんの不条理に屈することなく、鬱に悩まされながらも、常に純粋であろうと戦いづつけた人だ。そうした時間の積み重ねがあったからこそ、今のブルース・スプリングスティーンがある。

 スプリングスティーンがミュージシャンでよかった。彼の音楽を聴けば、会ったこともないのにとても身近な存在に思えるのだから。

 最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に新しいコラムを寄稿しました。今回はもちろんブルース・スプリングスティーンです。アルバム『ネブラスカ』について書いてます。これは14年前に自分のホームページ用に書いた文章をリライトしたものです。ぜひ読んでみてください。

ネブラスカの闇、それでも人は信じる理由を見つけようとする

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# by sandfish2007 | 2017-09-23 10:48 | diary | Comments(0)

まぁ、いいでしょう

 空が高くなり、雲の輪郭が崩れ、刷毛ではらったように見える。夏の面影を残したまま、少しづつ秋めいてきている。季節の終わりは始まりでもあるから、淋しくもあり、清々しくもある。

 毎朝飲むコーヒーの味わいが変わり、プレファブ・スプラウトの『ザ・ガンマン・アンド・ジ・アザー・ストーリーズ』を聴くようになる。そして、季節が深まれば、またいろいろ変わるのだ。

 秋は感傷的な季節と言われたりするが、人はいつだって感傷的だから、季節の問題ではないのだろう。ただ、季節ごとの感傷はあると思う。僕としては(個人としてもレーベル・オーナーとしても)、秋はシンガーソングライターの季節ということになる。つまり、振り返ったり、内省したり、謝ったりするのによろしいかと。サンドフィッシュ・レコードでは、そんなあなたにぴったりな作品を取り揃えてます。

 …なんてことを書くと、かえって売れない気もするが、もう書いちゃったしな。まぁ、いいでしょう。

 最後に掲載情報を。1980年代に特化したエンターテイメント・サイト『Re;minder(リマインダー)』に新しいコラムを寄稿しました。今回はジョージ・ハリスンの『サムホエア・イン・イングランド』です。このアルバムにふたつのヴァージョンが存在するのは、ファンならばある程度は知っていることなので、コラムのタイトルはちょっと気恥ずかしいのですが(注:タイトルは毎回「リマインダー」が付けている)、裏話くらいに思ってもらえたらと思います。僕としては、ジョージでコケるわけにはいかないので(コケそうだけど)、ぜひ読んでみてください。

ジョージ・ハリスンの知られざる秘話、ふたつの母なるイングランド

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# by sandfish2007 | 2017-09-22 07:13 | diary | Comments(0)

サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス@ビルボードライブ東京(2017.9.20)

 最高のライヴを観た夜。サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス。50年近いキャリアを誇る筋金入りのソウル・レビューであり、ロックンロール・ショーだった。

 サウスサイド・ジョニーの音楽は、ニュージャージー州アズベリーパークと密接な関係にある。ニューヨークまで車で1時間半という距離にあり、海沿いの町らしい開放的な空気と、時代に取り残されたことによる閉塞感が共存している。よこしまで、どこかインチキ臭い。夢破れ、センチメンタルで、いつも切ない風が吹いている。そして、洗練よりもタフであることが求められる。

 サウスサイド・ジョニーとジュークスのファンは世界中にいる。とはいえ、彼らが世界的な成功を収めたわけではない。音楽ビジネスにおいて、サウスサイド・ジョニーは、ニュージャージーを飛び出すほどは売れなかった。そのおかげで(という言い方はおかしいのかもしれないが)、彼は自分のスタイルを変える必要がなかったし、毎晩のようにステージに立ちつづけることで、ニュージャージーならではのソウルフルなロックンロールを深化させることができたのだ。

 昨夜、僕が目撃したのは、ジャージーショアきっての伝説的なバー・バンドの姿だった。異なる個性をもった8人のメンバーが、サウスサイド・ジョニーを中心に、心をひとつにして、共通のゴールに向かって一斉に音楽を奏でていた。それは世界レベルの胸を震わすローカル・ミュージックだった。

 言ってみれば、サウスサイド・ジョニーはニュージャージーの特産品だ。ライヴを観たければ、こちらから出向くしかない。そう思っていた。それを六本木で観たなんて、なんだか不思議な気分である。

 会場のビルボードライブ東京は、彼らが日頃演奏している場所に比べると、大分上品だったはずだ。でも、彼らは普段通りの演奏をしているように見えた。おそらく、上品に振る舞うことに馴れていないのだろう。そして、言うまでもないが、馴れる必要などないのだ。ライヴの間、僕はいつでも場末のバーの風景を思い浮かべることができた。

 一晩たっても全身に余韻が残っている。毛穴が開いて過敏になっているように感じる。今、僕を包んでいるのは、ずっと憧れてきたジャージーショアの空気なのかもしれない。

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# by sandfish2007 | 2017-09-21 07:58 | diary | Comments(0)

進展

 晴れると思っていたのだが、起きたら曇りだった。シロギス釣りに行こうと思っていたのだが、起きたら気乗りしなかった。ひとまずコーヒーを淹れて、妻が職場でもらってきたパンを勝手に食べた。あとでおびただしい数の空き缶を捨ててこよう。いくらなんでも飲み過ぎだと思う。

 アルバイト代が入ったので、連日馴染みの飲み屋へ。一昨日はひとりでゆっくりと。ハイボールとすっぱい金平。ひやおろしと板わさ。昨日は妻と待ち合わせ、居合わせた友人たちと野球談義。日本酒と揚げ出し豆腐。だし巻き卵。ししゃも。タコブツ。

 そして、午前4時に床で目を覚まし…と、いったい何度同じような日記を書いているのだろう?僕の人生に進展はあるのだろうか?

 でも、今夜は違う。サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークスを観に行くのだ。人生初である。おっ、進展した。よかった。
 

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# by sandfish2007 | 2017-09-20 07:52 | diary | Comments(0)

ワン・ツー・スリー・フォー!

 今日は祝日なのだそうで。僕には関係ないが、そう思うと空気がのんびりしている気がするから不思議だ。澄み渡る雨上がりの空。強い風もそのうちおさまるだろう。

 数日前、ポール・マッカートニーのニューヨーク公演にブルース・スプリングスティーンとスティーヴ・ヴァン・ザンドが飛び入りし、ポールの「ワン・ツー・スリー・フォー!」のカウントから「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を演奏した。ワン・マイクで歌うポールとブルースの姿は実に感動的である。で、楽しくなったポールは、曲が終わるとまた「ワン・ツー・スリー・フォー!」とカウントし、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を2回つづけてみんなと演奏したのだった。自由だなぁ。素晴らしい。

 今ではこうした貴重なシーンを、即日ネット上の映像で観ることができる。観客が録画したものだが、もはや隠し撮りとは言わない。堂々としたものだ。ライヴでそういう人が近くにいると僕は嫌なのだけど、どうにもならないし、そういう人が撮った映像を僕も観ているのだから、偉そうなことは言えない。

 こういう小さなジレンマが日常レベルで多すぎる。整理しよう。

 この週末も原稿をひとつ送っただけで、あとは酔っぱらっていた気がする。昨日の夕食後に聴いたジョー・クラウンのソロ・ピアノがやけに心地よかった。もうちょっと曲数が少なくてもいいけれど。同じスタイルで15曲はさすがに飽きるが、酔い疲れた体にはとてもよかった。

 金曜日、アルバイト先の飲み会があり、どういうわけか、やけにみんなにほめられた。あれは新手の嫌がらせだったのだろうか?日頃ほめられ馴れていないと、ああいうのは落ち着かないもの。僕はほめられると伸びないタイプなのかもしれない。そういえば2次会には誘われなかったな。やっぱり新手の…(以下省略)。

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# by sandfish2007 | 2017-09-18 07:20 | diary | Comments(0)

グッドナイト・マイ・ラヴ

 雨の日曜日。気怠い午後の昼下がり。これからビールを飲むつもり。

 昨夜は友人主催のマンスリーDJイベント「Voices Inside」へ。外は雨だったがたくさんの仲間が集まり、会場の「バー・ケインズ」は深夜まで賑わっていた。

 イベント終了後、店内にアレックス・チルトンのカヴァー・アルバム『ルーズ・シューズ・アンド・タイト・プッシー』が流れた。初めて聴くレコードだったが、素晴らしかった。よれたヴォーカルにリバーヴがかったエレキギターが、唯一無二の世界を描き出す。アレックス・チルトンは一流の才能をもちながら、一流であることを拒む。音楽への愛情が深すぎるから、その愛はよじれる。すると、こういう音楽になるのだろう。それは深夜のバーにもよく似合っていた。

 午前3時をまわり、カウンターには僕を含めて数名だけになった。カードで会計を済まそうとするが、なぜかうまくいかない。でも、現金で払うとタクシー代が足りない。そこで「なんならツケでもいいぞ」と言ったら、「宮井さんがツケでもいいって言うのはおかしいですよ。普通は逆でしょ」とカウンターにいた友達に言われた。確かにそうだ。

 結局、現金で支払い、雨の中を歩いて帰った。頭の中では、アレックス・チルトンの「グッドナイト・マイ・ラヴ」が繰り返し流れていた。

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# by sandfish2007 | 2017-09-17 13:55 | diary | Comments(0)

寸志

 朝晩が涼しくなった。ECM好きの友人に借りっ放しのマーク・ジョンソン『シェイズ・オブ・ジェイド』をかけて熱いコーヒーをすすれば、なんだかすっかり秋である。

 台風も近づいている。近年、台風で季節をはかれなくなってきたが、それでもこの時期に台風が来ると、「あぁ、秋なんだな」と思う。

 とはいえ、昼間はまだ暑いし、僕のかっこうといえば、Tシャツに短パン。汗ばみながら歩いていると、「なんだよ、夏かよ」と思ったりもする。

 リンゴ・スターがニュー・アルバム『キヴ・モア・ラヴ』をリリースした。なんと19枚目のオリジナル・アルバムだそうな。バンドのドラマーだった人で、こんなにソロ・アルバムを出してる人って他にいるのだろうか?ライヴ・アルバムだっていくつも出してるし(出し過ぎだと思う)、「すごいなぁ」と頭が下がるばかりだ。

 僕はアナログ・レコードで購入予定。少し時間を置いて、値段が下がってきた頃に買おうかなと思っている。楽しみだ。

 昨日、帰宅したらヤフオクで落札した野球のチケットが届いていた。封筒を開けると、2枚のチケットと一緒に「寸志」として千円札が入っていた。「ビール代の足しにでも」とのこと。ネットオークションでこんなことは初めてである。僕は感激し、お礼のメッセージをしたところ、「最後まで熱い応援しましょう!」という力強い言葉が返ってきた。もちろん。

 9月も今日で半分。後半は仕事と遊びで忙しい。あっという間に10月になってしまいそうだ。
 

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# by sandfish2007 | 2017-09-15 07:35 | diary | Comments(0)

シロギスとハゼ

 仕事の目処がついたのは13時過ぎだった。そのまま仕事をつづけるか、昼寝をするか、釣りに行くか、選択肢は3つに絞られた。

 で、釣りに行くことにした。夏のような太陽の下、自転車で一路腰越港へ。

 到着すると、友人が竿を出していた。「今日はお休みですか?」と訊いたら、誕生日休暇なのだという。この時点で来てよかったと思った。

 向かい風の中、せっせと竿を振る。魚がかかる瞬間は、やっぱり楽しい。2時間ほどでエサがなくなり納竿。シロギス4匹とハゼ1匹を持ち帰ることができた。釣りをしていると心がやすらぐ。まぁ、釣れたらだけど。

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 いい気分で帰宅し、シャワーを浴びて、ザ・フーを聴いて、床で寝落ち。妻が仕事から帰ってきたので乾杯。シロギスとハゼは小麦粉をつけて揚げた。とても美味しかった。

 夜のベランダに椅子を出して、ヘッドホンでポール・マッカートニーとブルース・スプリングスティーンを聴いた。とある人の訃報を知り、久しぶりの友人にメールをした。人生いろいろ。なかなか嬉しいことばかりとはいかないようだ。

 深夜、妻の声で目を覚ました。いつの間にか床で寝落ちしてたようだ。ベランダを見ると椅子はなかった。そうそう、ちゃんと仕舞った。思い出した。
 

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# by sandfish2007 | 2017-09-14 07:22 | diary | Comments(0)

謝謝

 早番の妻を送り出した朝。ベランダに椅子を出して、ぼんやり中。昨夜は寝たのが遅かったから、少しばかり眠い。

 朝食はお粥と卵スープだった。梅干しとパクチーをのせる。体にやさしかったので、気づいたら「謝謝(シェイシェイ)」と言っていた。

 ベランダの前に大きな楠木があり、宙に浮かぶように立派な蜘蛛の巣がはられている。僕には僕の生活があるように、蜘蛛にも蜘蛛の生活がある。隣人同士ではあるが、僕らはお互い無関係だ。でも、蜘蛛の巣の先が僕の家のアンテナに繋がっているのを見つけた時、そこに関係性が生まれた。

 だから、僕はその糸を切った。これで再び関係は絶たれた。蜘蛛は蜘蛛。僕は僕である。こういうのは一種の縄張り意識なのかもしれない。

 今朝は午前5時30分に起きた。午前6時の起床は普通だが、30分早いだけで随分早起きした気がするのはなぜだろう?たった30分では、できることなんてたかが知れてるのに。

 昨夜は寝るのが遅かったから、少しばかり眠い。このまま寝てしまおうか?でも、がんばって原稿をひとつ書こう。そして、もし午前中に書き上げることできたら、釣りに出かけよう。最近、シロギスが釣れているらしいから。
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# by sandfish2007 | 2017-09-13 07:13 | diary | Comments(0)

アメリカーナ

 昨日、帰宅したらレイ・デイヴィスの新作『アメリカーナ』が届いていたので、嬉しくて小躍りした。アナログ・レコードであるが、デジタル・コードが付いているのでCDRを作ることもできる。

 レイも73歳になり、その音楽も相応に年齢を重ねていた。ゆったりとして急がない。郷愁があり、メロディーからはこれまで築いてきたキャリアへの誇りが感じられる。前作『ワーキングマンズ・カフェ』から10年たったことが、自然体な歌から伝わってくるのがいい。

 バック・バンドはジェイ・ホークスだという。僕は英語に疎いから歌の内容はぼんやりとしかわからないけど、演奏を聴くだけで、このアルバムがレイにとってのアメリカをテーマにしているのが理解できる。バンドはあえてギアを落とすことで歌を雄弁にし、際立たせている。素晴らしいサポートだ。 

 レイは今もニューオーリンズで暮らしているのだろうか?いつかマスウェルヒルに帰るのだろうか?あと25年もすれば、僕もレイと同じくらいの歳になるが、こんな心持ちで音楽を楽しめていたらいいなと憧れる。

 …と、まだまだ先のお話。音楽の旅に終わりはなく、川は流れつづける。

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# by sandfish2007 | 2017-09-12 07:35 | diary | Comments(0)