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Sandfish Records Diary

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3,000 Years

 ひとり暮らしをはじめてからそろそろ15年がたつ。埼玉県狭山市にある小さな部屋が、僕にとっての最初の「僕だけの場所」だった。社会人になり、給料も世間並にいただき、いつもきゅーきゅーしていた学生時代に比べると、随分豊かになった気がしたものだった。毎朝出勤の2時間前に起きて、レコードを2枚聴いてから、自転車ですぐの営業所へ通っていた。よく聴いたのは、スティービー・ワンダーの『Songs in the Key of Life』だった。針をおろして流れてくる“Love's in Need of Love Today”に、ちょっといい気分になっていた。そんな時期だった。

 そのうち小説を書くようになって、ちょっと真剣に取り組みたくなって、4年ほどでその会社を辞めて、部屋をひきはらい、江ノ島の近くに引越してきた。結局、小説家になる夢は不完全燃焼のままフェイドアウトし、僕なりの紆余曲折を経て、今はこうしてレーベル業をやってたりする。

 スティービーの『Songs in the Key of Life』は、その間も、折を見つけては、ターンテーブルにのっかりつづけた。聴こえ方は、そのときそのときで変化していったけれど、スティービーのポジティブな歌声には、いつも励まされていたような気がする。

 今朝は、15年くらい前の、まだひとり暮らしをはじめたばかりの頃の自分を、なんとなーく思い出して、それでスティービーの歌が聴きたくなったのかもしれない。そういう歌があるというのは、ま、悪くなかったりする。

 さて、久しぶりに「News」欄を更新。前にこの日記の中でもちょこっと触れたけど、スコット・フィッシャーとエンデュアの曲が、来週発売される『ザ・ワン/チャンプ・テッペイ』というサーフィンDVDの中で使われてたりする。予告編を観た感じだと、スコットの“3,000 Years”がかなり重要な扱われ方をしてて、なんだか嬉しかったのだった。

 というわけで、よかった観てやってください。こちら↓。



 この田嶋鉄兵氏は、2008年にグランド・チャンピオンになったわけだけど、このDVDは彼がチャンピオンになると信じた製作サイドが、1年間彼に密着して製作したドキュメンタリーなんだそうで、つまり、チャンピオンになれなかったらオクラ入りしてたんだとか。そんな話を聞くと、「すごいなぁ〜」と素直に思ってしまう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-02-17 08:23 | diary | Comments(0)
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