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Sandfish Records Diary

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Stoney End

 週末はアルバイトをしたり、実家に顔を出したり、近所の公園で呑んだり食ったり、腰が痛くなるまで寝てみたりした。現在、午前9時過ぎ。ぼんやりした頭のまま、バーブラ・ストライザンドの『Stoney End』をターンテーブルにのっけてみる。で、サクマのドロップを口に放り込んでみる。

 このレコードを、僕は、今月いっぱいで閉店するという「レコード社藤沢店」で買った。ここは藤沢で30年の歴史をもつ中古レコード屋さん。最後になんか1枚買っておきたくて、あれこれ物色し、これを選んだ。ローラ・ニーロやニルソンやランディ・ニューマンの歌を、当時の腕ききセッション・ミュージシャン達の演奏をバックに、バーブラが彼女にしては自然体な歌を聴かせる1枚。

 おそらく、熱心なバーブラ・ファンには、あまり人気がないんじゃないかなぁと、勝手に想像してみる。むしろ70年代のシンガーソングライターものやバーバンク・サウンドなんかを好きな人達の方が、気に入るんじゃないかなぁと。でも、そういう人達が、バーブラ・ストライザンドのレコードをしっかり聴く機会って、なかなかないような気もするわけで。その辺が難しいよなぁと思ったりする。

 そんなことを考えながら、サクマのドロップを口に放り込んでみる。懐かしい味なり。実は、このレコードを買ったときに、おまけでついてきたもの。レコードを買って、ドロップをもらったのは、おそらく初めてのことかと。しかも、サクマのドロップだなんて、なんとも昭和的だよなぁと思ったりする。つまり、すごくレコード社らしいなぁと。

 レコ社で買ったレコードで一番想い出深いのは、シェリー・マン&ヒズ・フレンズ『My Fair Lady』になるだろうか。これはもう本当に隅から隅までセンスのいいアルバムで、とりわけアンドレ・プレヴィンのリリカルなピアノには心を奪われた。いいレコードを買えたことが嬉しく、しばらくの間、部屋にジャケットを飾っていた。で、もし女の子の部屋に遊びに行ったときに、このアルバムがテーブルの上に無造作に置かれてたらいいなぁと、僕の部屋にはいささか不似合いなこのファッショナブルなジャケットを眺めながら、思ってたりした。

 で、今はバーブラのこのアルバムを飾ってたりする。田舎道に止まった古びたトラックの荷台に、高価そうな椅子が置かれていて、その上にバーブラが座ってたりする。この微妙な距離感が、微笑ましかったりする。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-03-30 10:02 | diary | Comments(2)
Commented by NAKAI at 2009-04-02 12:28 x
そうですか、藤沢のレコード社が閉店ですか。
辻堂時代にあまり買うことはなかったですが、ちょくちょく顔はだしました。
あ、ジョージハリスンのダークホースの神様が小さいやつ(分かりますか?) を買いましたよ、レコード社で。
よくお世話になった池袋店はまだあるのかなあ?
Commented by sandfish2007 at 2009-04-02 16:41
◇NAKAIさん
お久しぶりです。お元気ですか?藤沢のレコ社、先月末をもって閉店となりました。やっぱり淋しいですね。『Dark Horse』の神様がちっちゃいヴァージョン、わかりますよ。それがNAKAIさんの想い出レコード@レコ社でしょうか?NAKAIさんらしいですね。
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