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Sandfish Records Diary

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Swingtime in Springtime

 僕はアナログ・レコードが今も好きで、普段もレコードで音楽を楽しむことが多い。部屋には1000枚ほどの古いレコードがあって、割と吟味して買い揃えてきたこともあり、一応すべてのレコードを把握している。言ってみれば、1枚1枚に、大小の違いこそあれ、想い出があったりするわけだ。

 今朝はルウ・ロンドンの『Swingtime in Springtime』をターンテーブルにのっけた。今の季節にぴったりの1枚だと思う。僕はこのレコードを、新宿にあるディスク・ユニオンのルーツ&トラディショナル館で買った。

 僕がアメリカのルーツ・ミュージックに興味をもった頃、ルーツ&トラディショナル館はお茶の水にあって、僕が持っているその手のレコードのメインとなる部分は、あらかたここで買ってたりする。その後、新宿に移転してからも、ぽつぽつとレコードを買いに訪れ、いつしか仕事でも繋がりをもつようになった(イーサ・デイヴィスとサリー・ドゥワースキーを置いてもらっている)。

 何年も前のある日、大学時代の先輩から電話があり、なんでも今度ルーツ&トラディショナル館でセールがあって、そこにルウ・ロンドンの『Swingtime in Springtime』が売り出されるという話だった。ずーっと欲しくてしょうがなかった1枚だったので、僕は早起きして新宿に向かい、並んで、整理券をもらい、それ相応のかけひきの後、無事このレコードを買うことができた。レコードを買うために整理券をもらいに行ったのは、後にも先にも、このときだけだったりする。

 つまり、このレコードにはそんな想い出があったりするんだけど、これを買ったディスク・ユニオンのルーツ&トラディショナル館が、5月下旬で閉館するということを、今朝、友人のミクシィの日記で知った。なんだか、とても淋しかったりする。

 ここで売られているレコードやCDは、確かに今の時代の真ん中にあるわけじゃない。でも、昔からあって、これからもずっとありつづけるものだ。僕はそんな音楽を、ここでたくさん知ることができた。そんなたくさんの価値ある音楽を、ありがとう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-04-08 08:57 | diary | Comments(0)
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