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Sandfish Records Diary

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ザ・シャンゴーズ

 昨夜は「バー・ケインズ」にてザ・シャンゴーズのライヴだった。僕は待ち合わせがあって最後までいれなかったんだけど、それはそれは素敵なライヴだったわけで、ザ・シャンゴーズがゆっくりだけど確実に以前よりも豊かな音楽性を発揮しているのがはっきりと伝わってきて、なんだかひどく嬉しい気持ちになった。キーワードは、オリジナリティーを求めていくこと。そんな気がする。

 藤沢らんぶる街のとある小さな一角において、ザ・シャンゴーズはどこか特別なバンドだったりする。うまく言えないのだけど、彼らには人の心と心を繋いでいくようなところがあって、それは音楽性だけをどんなに高めたところで、持っていない人になかなかできないことだったりする。彼らはずっと前からそうした資質を持ち合わせていて、きっと僕らは、彼らのそうしたところに、なにがしかの可能性を見出してきたのだと思う。

 僕が初めてザ・シャンゴーズのライブを観たときの彼らは、その音楽も雰囲気もどことなくゆるくて、アマチュアな印象があった。それはそれで魅力的だったけど、人の心を深く揺さぶるには、まだ多くの時間がかかるように感じられた。ただ、これから良くなっていくであろうというノビシロの長さみたいなものは、多くの人達が感じていたと思う。

 昨夜のライヴは、そんな僕らの予感のようなものが、徐々に形になり始めているのがしっかり伝わってくる内容だったと思う。細かいニュアンスを伝える表現力は増し、ダイナミズムを身につけ、未来に向かって前進していくための軌道が確保され始めている。ザ・シャンゴーズが、ザ・シャンゴーズとしてあるための「なにか」を、彼らはつかみ始めているのかもしれない。

 歩みはけっして早くないけれど、このバンドには、確かな可能性があると、僕は思う。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-04-30 09:47 | diary | Comments(0)
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