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Sandfish Records Diary

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すべてはAlright (Ya Baby)

 じっとり。でも、梅雨なわけで、雨が降ってないだけマシ。かなりゆるいかっこうでデッドを聴く。やっぱり気持ちいい。

 気持ちいいと言えば、昨日のリクオのライヴは、ちょっとしたパーティーだった。『サウサリート』のマスター=ジョージさんが、引き出しの広さを感じさせるDJで、いい感じで場をあっためる。この夜の自分の立ち位置をわきまえたかのような、ヘヴィ過ぎない選曲が、僕にはとてもよかった。そして、今回スペシャルだったのは、パーカッショニストの朝倉真司が加わったことだろう。リクオのライヴというと、僕はこれまで弾き語りしか観たことがなくて、もちろんその弾き語りは本当に素晴らしいのだけど、朝倉のパーカッションとリクオのピアノが絡み合うと、ソロの時とはまた別の、豊かな「グルーヴ」が生み出される。それは潮の満ち引きというよりは、水位が上下するような感覚で、その動きに合わせて僕らの体温もまた一緒に上下する。これがすごく気持ちよかった。朝倉が叩き出すカホンのリズムは、ドラムのようでありながら、ドラムが持つ制約からも解き放たれていた。つまり、とても自由でありながら、ただ自由なだけじゃなかった。そして、なにより歌心が感じられた。そういう意味でも、この2人は合うのだろう。リクオのピアノも、ソロのときよりも躍動感が増しているようで、ピアノはリズム楽器なんだなぁと、改めて思ったりした。「アイノウタ」での高揚感は、本当に素敵だったと思う。

 リクオの音楽から伝わってくるのは、とてもヒューマンな感情だ。そこには芯があり、他者へのいたわりがある。それはきっと、リクオ自身の人柄なのだろうし、生きるスタンスなのだと、僕は思う。

 帰宅してから、RCサクセションの「すべてはAlright」を聴いた。これも、この夜、演奏された曲のひとつだった。歌詞が、びしびしと体の中に入ってきた。たくさんの人達がそうであるように、リクオの心もまた、キヨシローの心と繋がっている。そんな風に思える歌と演奏だった。

 あともうちょっとだけ仕事をしたら、久しぶりにすぐそこの海まで行こう。おにぎりを持って。自転車で。じっとりしてるけど、雨が降らなければ、こんな日の海もまた、悪くない。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-06-22 12:51 | diary | Comments(0)
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