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Sandfish Records Diary

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for Tracy

 充実の朝なり。朝風呂につかり、トーストとグラタンとスクランプル・エッグとトマトと洋梨をいただき、リー・モーガンのレコードと、ちょっと面白いことになってたラジオと、トレイシー・チャップマンのレコードを聴いた。

 トレイシーは、ファースト・アルバムを。僕が高校生とか浪人生とか、そんな頃に出たアルバムだけど、20年という月日の中で少しも古びることなく、歌のスピリッツは説得力を失っていない。こんなアルバムをサンドフィッシュ・レコードでもリリースしたいなぁと強く思ったりする。

 当時、僕はアムネスティ・インターナショナルのチャリティ・ライヴで彼女の歌を聴いている。この日は、初めてブルース・スプリングスティーンのライヴを観れるということで、僕は朝から完全にぶっとんでいて、他のことなんかまるで目に入らない状態だったけど、彼女が歌った“Fast Car”は、今でもよく覚えている。レコードで聴くよりも孤独な歌声だったから、胸に響いたのかもしれない。

 ニュー・リリースのための音さがしを相変わらずつづけているが、充実したフルアルバムに出逢う回数が微妙に減っている気がする。その代わり、ミニ・アルバムやダウンロード用に数曲だけアップされたものが、やたらと目につくようになった。この辺にも時代の変化を感じるし、ミュージシャンを取り巻く状況が厳しくなってきている印象を受ける。それでも、努力をつづけていけば、いい音楽がなくなったりはしないだろう。

 その後のトレイシー・チャップマンについて(つまり彼女のこの20年間について)、僕は詳しくない。コンスタントにアルバムをリリースしてることは知ってて、そのうちの数枚を聴いたことがある程度だ。でも、少なくとも、彼女はこの20年間歩みを止めずに音楽をつづけてきたし、ふと思い出して聴いたとき「やっぱりいいなぁ」と思える音楽を残してきた。そこには深い意味がある。

 だから、僕もそういう作品をリリースしていきたい。そのための努力を、共につづけていこう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-11-05 11:31 | diary | Comments(0)
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