ブログトップ

Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

There's Always Something There to Remind Me

 窓を開ける。気持ちがいい。バート・バカラックの曲を集めたCDをかける。サンディ・ショウの“There's Always Something There to Remind Me”やジャッキー・デシャノンの"What the World Needs Now"を口ずさむ。すると、今日はなにかいいことがあるような、そんな明るい気分になれたりする。すごいもんだなぁと思う。

 数日前から、いただいたコア・レコードの10周年アンソロジー・ブックと、お借りした村上春樹の『1Q84』を交互に読み進めている。

 コア・レコードは、これまでに空気公団や狐の会などを世の送り出してきた気鋭のインディー・レーベル。代表である山本氏の文章を読むと、この 10年間僕らがどういう場所で僕らなりに精一杯生きてきたのかが、現場にいた人ならではの温度とある一定の客観性をもって、感じることができる。それは、これから先も音楽の世界で生きていこうとしている人達にとって(僕のような立場の人間だけでなく、ミュージシャンも含めて)、たくさんの示唆と勇気を与えてくれるものだと思う。少なくとも僕には共感する部分がたくさんあったし、背中を押されたような気にさせてくれた。誰もひとりぼっちなんかじゃない。だから、僕も自分を信じて、気概をもって、前へ進んで行けばいいのだと思う。

 『1Q84』は、上下巻で48章に分かれていて、それを毎日1〜2章づつ読んでいる。もっと読みたいなぁという気持ちをぐっと我慢して、いつも本を閉じている。こういう読み方をすること自体とても珍しい。もしこういう読み方で最後まで読み切ったとしたら、この本にはそういう力があったということになるのだと思う。長期的な力というか、持続力というか、なんというか。すべてのサイクルが速い今こそ、そういう力が求められている気がする。

 今日はこれから実家に顔を出して、親父とお袋と昼飯でも食べようと思っている。天気がいいから、自転車が気持ちいいだろう。風がちと強いのが気にはなるけど、まぁいいや。

 11月も半ば。1年が、少しづつ、着実に、おしまいへと向かって行っている。僕も、ペダルをこぐように、進んでいこう。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2009-11-15 10:45 | diary | Comments(0)
<< Laughing in the... Memory Almost Full >>