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Sandfish Records Diary

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はなみずきへ

 ひんやりした朝。ぼけっとしてると、空が白んでくる。冬なんだなぁと思う。

 いつの間にやら、バイトを始めて1年がたった。昨日は休みだったけど、電話がかかってきて、異動の相談をされた。それは別にかまわないのだが、来年はもう少しバイトの日数を減らしたいなぁと、電話口で話を聞きながら、思ったりした。バイトは生活を助けてくれるけど、物理的にどうしても時間をとられる。それはそれで、けっこう無視できない問題だったりする。少しづつそうした状況から抜け出していこう。

 昼過ぎに、先日知り合ったフリーペーパーを作っている方から連絡があった。年末の挨拶も兼ねて「カフェ・パンセ」でお茶を飲みつつ、彼の話を聞く。それはいろんなことが有機的に繋がっていく可能性を含んだ話だった。でも、そこにはリスクがあったし、生活という現実的な問題もあった。だから僕は、自分の考えていることと、自分の現状を話した。彼は少し目論み違いな表情を浮かべた後、「わかりました。ちょっと考えてみます」と言った。どうなるにせよ、声をかけてくれたことに僕は感謝した。

 バイトの電話も、その人との話も、今僕が直面している現実を改めて意識させるものだった。とにかく、焦らないことが大事なんだと思う。焦りは不安を煽り、判断の誤りを産む。でも、自分が進むべき方向さえわかっていれば、きっと大丈夫なんだと思う。

 夜は、やっぱり年末の挨拶を兼ねつつ、夢集竹内氏がやっている江ノ島のラーメン屋さん「はなみずき」へ。ビールを飲みながらギョーザやチャーシューをいただき。ラーメンを食べた。とても寒い夜だったから、あったかいラーメンは一層美味しかった。

 部屋に戻ってから、ポール・オースターの「ムーン・パレス」をぱらぱらと読んだ。見事な文章。でも、まだ半分も読めてない。友達に貸してもらってから、もう1年以上が過ぎている。今年は本を読む時間も、あまり取れなかったんだなぁと思った。気がつくと、溜息とも気合いともつかない息を、ひとつ吐いていた。それはひとつの形となって、僕の視界の隅をしばらく漂い、音もなく消えていった。

 心を強くもっていこう。自分の道を歩いていこう。そう思う。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2009-12-18 07:38 | diary | Comments(0)
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