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Sandfish Records Diary

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Veedon Fleece

 なんだか久しぶりな曇り空。薄暗い部屋でヴァン・モリソンの『Veedon Fleece』を聴く。しっくりくる。ひょっとすると、このアルバムは今日みたいな日に録られたのかな?と思ってしまうくらい。単に僕の今の気分と合ってるだけなのかもしんないけど。寝坊したせいで、たまったゴミが出せなかった。今日もちゃんと起きれなかったぜぃ。へいへい。バット・イッツ・オーライ。そんな気分。

 自分でもびっくりするくらいに、ニュー・リリースの準備が遅々としか進まない。いいアーティストはいる。しかし、ものすごくいいアーティストではない。全体のクォリティは高い。でも、もうひとつ心が揺さぶられない。夜にオファーを決めては、朝になるとやっぱりやめる。そんなことを何度繰り返しただろう。ま、焦ってもしょうがない。ちょっとづつでも前進しているなら、それで良しとしよう。つづけていれば、きっと巡り会えるはずだ。

 ニュー・リリースが決まってもいないうちから言うのもなんだけど、今度のリリースでは、これまでとは違うやり方を試してみようと思っている。既存のシステムに寄らないやり方。余ったら返してもいいから置いてください的なやり方は、基本的にはしないつもり。話し合いはする。でも、返品を取らないと言った時点で、ほとんどの場合話にならないだろうな。これまで僕が長い時間をかけて築いてきた販路の大半を失うことになるかもしれない。でも、やる価値はある。DIY精神が、独自性が、今は試されているのだと思う。

 僕はサンドフィッシュ・レコードを、メインストリートから1本はずれた路地にある小さな店みたいなものだと思ってる。時代の流れを少し離れた場所で眺めながら、自分達にしかできないことをやっていく。そして、町の風景が様変わりしても、路地を1本入ればいつでもそこにあるような、そんな存在でありたい。

 『Veedon Fleece』が流れている。ヴァン・モリソンが“Bulbs”を歌っている。とてもいい。つくづくいい。僕もこれくらい凛とした気持ちで仕事をしていこう。そうしよう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-01-28 10:29 | diary | Comments(2)
Commented by える at 2010-01-28 19:23 x
カレー屋ジョニーって店がありまして、そこのカレーは、とても旨いんす。

でもって、BGMには、ストーンズが流れてて、

カレーとミックの声が絶妙に合ってて、サイコーなんすよ。



そんなアルバムを期待してます。



食とロック、


スパイスとロック、



旅とロック、




バスとロック、



チャリンコとロック、




ピカソとロック、




今までにないアプローチ、期待してます!
Commented by sandfish2007 at 2010-01-29 23:39
◇えるくん
江ノ島にもストーンズが流れるラーメン屋さんがありますよぃ。カレーであれラーメンであれ、普段の何気ない日常の中に音楽があるのが素敵だなと思うのです。たくさんの人の生活の中に、サンドフィッシュの音楽をどうやって届けていくのか?そんなことを真剣に考えていく必要性を、最近はとても強く感じます。奇をてらうつもりはないけど、もしそこになにがしかの「繋がり」を感じたなら、近づいてってみようかなぁと思ってます。

MIYAI
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