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Sandfish Records Diary

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This Place Is Empty

 たまったゴミを出すと、いつも気分がすっきりする。で、ためなきゃいいんだよなといつも思う。でも、いつもためるのだ。そんなもんなのだ。

 レトルト中華丼を食べた夜。焼酎を呑みながら、ローリング・ストーンズのライヴ映像を観た。今から15年前のツアー。懐かしいような物足りないような。でもやっぱり俺はストーンズが好きなんだよなぁとか、そんなことを思いながら観た。で、5年前にリリースされた今んところの最新作『A Bigger Bang』を聴きながら仕事をした。ストーンズの新作も、いつしか10年に1枚聴ければいいというスローペースになってきている。言うまでもなく、10年という年月は重たい。

 『A Bigger Bang』には、どこか自分達のイメージをセルフ・コピーしているような雰囲気がある。ファンが求めるストーンズ像に近いこともあり、発売されたときはあちこちから好意的な声が聞こえてきた。確かにいいアルバムなんだけど、僕はどうもそんな雰囲気に馴染めず、こっそりと隠れるように聴いていた。で、今もそんな感じでこっそりとこのアルバムを聴いている。スプリングスティーンでいうと『Magic』が出たときが、ちょうどそんな風だった。どちらも「さぁ、みんなが好きそうな曲をいっぱい入れといたよ」と言われてるような気分がするのだ。

 だから、聴くときはその辺のことを差し引いてというか、割り切って楽しむようなところがある。「嫌いなの?」と言われるとそうではないし、「じゃ、聴かなきゃいいのに」と言われると、聴きたくなるのだから大きなお世話だったりする。ま、長年ファンをやってると、いろいろあるのだ。きっと。

 『A Bigger Bang』には、いい曲がたくさん収められている。ただ、サウンドが硬質で、ツアーでの近未来的なセットに通じる感触がある。僕はもっとナチュラルな音の方がいいと思うのだけど、これが今のストーンズなら、それはそれでしょうがない。ところで、発売当初にやたらと絶賛した人達は、今でもこのアルバムを聴いているのかな?たいした意味もなく、ふとそんなことを思ったりもした。

 で、今朝も『A Bigger Bang』を聴いている。“Rough Justice”や“This Place Is Empty”が部屋で流れている。そろそろまたストーンズの新作を聴きたいな。そんな気分で聴いてたりする。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-17 09:54 | diary | Comments(2)
Commented by jerry at 2010-03-17 19:19 x
『A Bigger Bang』 ・・・、久しぶりに聴いてみました。
MIYAIさんが取り上げられたので、いいきっかけになりました。

スーパーボウルにストーンズが出たとき、このアルバムから、Rough Justice が選曲され、
ストーンズの、(というかミックかな)商売人としての側面と現役にこだわっている面を観れたような気がしました。

改めて、聴いてみて、まず長い(64分)。 もっとちょっと絞って欲しい。
ジャケットがかっこ悪いと思いました。 もちろん、いい曲もあるんですが。

あと、楽曲のタイトルが小文字で余白無く明記されていて分かりにくいのが難点です。
ま、これが2005年型最新ストーンズのトレンドだったのでしょうが・・・。

コレを聴いた後、ディランの『Under The Red Sky』 (36分)を聴いたのですが、
たまらなく良かったです。 同じ、ドン・ウォズのプロデュースですね。

MIYAIさん、ディラン、間もなくですね。 あ~、うらやましいな~。
Commented by sandfish2007 at 2010-03-17 22:04
◇jerryさん
スーパーボウルのストーンズ、懐かしいですね。久しぶりの『A Bigger Bang』、jerryさんにはもうひとつといったところでしょうか。長いというのは、なんとなくわかります。割と同じ雰囲気の曲が多いから、60分オーバーの作品としては起伏が足りないのかもしれませんね。ジャケは、ちょっとポールの『Back to the Egg』に似てますよね。曲名は確かに読みにくいっす。

ディラン、いよいよですよー。今宵は『Blonde on Blonde』を聴いてます。『Under the Red Sky』は、僕も最近聴きました。どのアルバムもやたら長かったあの頃に、この短さは素敵でしたね。よく覚えています。

MIYAI
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