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Sandfish Records Diary

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雨の日のボブ・ディラン

 ひきつづき雨降り。起きたら窓がびっしりと結露していた。部屋の中があったかい証拠。僕の部屋は、断熱がけっこうしっかりしているので、今日にみたいな寒の戻りにも慌てずに済んでいる。あと、防音も割とちゃんとしてて、朝っぱらからボブ・ディランのブートを聴いていても、「ちょっとあなた、いったいなに考えてんですか?」と隣近所から後ろ指差されることもない。ありがたやありがたや。

 というわけで、今朝はボブ・ディランの2004年ツアーの音源を。やはり6年前と今とでは、いろいろと違うところもあるわけで。まずディランの歌い方が違うし、バンドもメンバーが変わってるから演奏の表情が違っている。この頃はディランとバンドの一体感がより強く感じられるし、それが縦というよりは横の振り幅となって、音楽を豊潤なものにしている。今回は、ディランのヴォーカルもバンドの演奏もソリッドになっていて、縦に切り込んでいく感じが強い。ロック的でかっこいいが、タイトになった分、ディランとバンドのタイミングがぴったりと合わない瞬間もしばしば見られたりする。

 この6年間で深まった部分もあれば、衰えたところもあるだろう。それでも、同じ曲なのにアレンジがまったく異なっていたりと、ディランの表現に対するアグレッシヴな姿勢は驚くほど変わっていない。先日、僕が目撃したのは、これまでに観たことのないボブ・ディランだった。そこが素晴らしい。いつの時代もディランは自由だ。いたずらに周囲の期待に流されたりしない。だから尊敬している。

 外はひきつづき雨降り。今日も部屋で仕事をしよう。ディランを見習って、自分を信じて。きっと伝わると願いながら。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-03-25 08:37 | diary | Comments(2)
Commented by jerry at 2010-03-25 18:59 x
2004年のツアー音源ですか・・・MIYAIさんも、色々なアイテムをお持ちですね~。
ディランのブートって、ミュージシャンの間でも人気があるようですね。

不思議に思うのは、いつの時代の音源も違うアレンジで歌っていて、
メロディを崩していても、何故にディランの歌は魅力を失わないのでしょうか?
私も、心からディランを尊敬しています。 ありきたりですが、天才だと思います。

『バイオグラフ』 や 『ブートシリーズ』 の別にアレンジされた音源から
オリジナルを聴いてみても、またその逆でも、ディランの歌は魅力的です。
Commented by sandfish2007 at 2010-03-26 09:29
◇jerryさん
ディランの歌の魅力、ほんとおっしゃる通りですね。万人がそう思うわけではないでしょうが、少なくともjerryさんや僕にとってはそうなんですよね。

常に変化しつづける自由な精神が宿っているからなのか?音楽とは不思議なものです。

MIYAI
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