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Sandfish Records Diary

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よく晴れた日の朝にビーチ・ボーイズを聴く

 眠い目をこすりながら起きた。今日も素晴らしい天気。ビーサンつっかけて外に出て、太陽の光を浴びて、体の細胞を目覚めさせる。「うーん」と体を伸ばしてると、スーツを着たお隣さんが自転車に乗って出かけてった。午前6時30分。すごいなぁ。見習おう。えっと、ちょっとだけ。

 なんであれ、よく晴れた朝は気持ちがいい。空気も太陽もまだ汚れてなくて、ピュアな希望に満ちている。

 部屋に戻って、ビーチ・ボーイズの『Keepin' the Summer Alive』をかけた。6月になって、衣替えだとか初夏だとか、そんな感じになってきてるんで、僕も置いてかれないように、昨日から短パンはいたりして、今朝はビーチ・ボーイズのレコードを引っぱり出して、“Goin' on”とか聴いて、「やっぱりいいなぁ」とか思って、冷たい麦茶をくびくびっと飲んでみたりしている。まだ全然先取り感が強いけど。

 ビーチ・ボーイズは、昔から大好きなグループだ。有名なアルバムやヒット曲はもちろん素晴らしいけど、そうじゃない例えばこの『Keepin' the Summer Alive』みたいなアルバムもけっこうあったりする。それらがすごくいいとは僕も言わないけど、けっして悪くない。むしろ、何度も繰り返し聴いてるうちに、独特の魅力に気づかされ、いつしかそのアルバムととても個人的で親密な関係を築いてたりする。で、時間がかかった分、その関係は本物なのだ。つまり、誰かが気づいてくれることを待っているような、そういう音楽もあるということだ。それは恋をするのにも、どこか似てるかもしれない。

 朝の光の中でビーチ・ボーイズの音楽を聴くのは、気持ちがいい。心が明るくなる。だから、繰り返し聴いてしまうのだと思う。

 MIYAI
by sandfish2007 | 2010-06-04 07:55 | diary | Comments(0)
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