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Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

ありがとう

 時差を考慮に入れて今日もポールのバースデイ。朝っぱらからレコードがフル回転だったりする。今宵は「バー・ケインズ」にて毎月のお楽しみDJイベント「Voices Inside」。ポールの誕生日にちなんでのビートルズ・カバー特集。DJの他にライブもあったりするみたい。楽しみだ。

 小学校5年生か6年生のときに“Yesterday”を聴いて、これまで聴いていた歌謡曲とのあまりの落差に愕然とした。ここがすべての始まりで、そこにいたのがビートルズであり、ポールだった。19歳のとき、初来日が新聞発表された朝のことは、今でも鮮明に覚えている。激しい興奮と幸せのあまり新聞を握りしめたまま拳を振り上げて居間を駆け回った。動悸がとまらなかった。それまで生きてきて、あんなに感動したことはなかった。この感動を越えたのが、2002年にニューヨークまでポールを観に行ったときだった。数ヶ月前にジョージ・ハリスンが亡くなって、心がセンシティブになっていたこともあるのだろう。ライブの間、僕は夢とも現とも言えない状態の中にいた。体は終始しびれっぱなしで、いくつかの曲では涙が溢れて止まらなかった。それまでの自分の人生が頭の中で何度もフラッシュバックした。ポールの歌によって、僕の心は時空を越え、ささやかだけどかけがえのなかった日々を行ったり来たりした。あんな体験はもう二度とできないだろう。あんな夜は、もう2度とやってこないだろう。

 そんな大好きなポール・マッカートニー。いつもそばにいてくれてありがとう。僕に音楽の楽しさを教えてくれて、ありがとう。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-06-19 07:58 | diary | Comments(2)
Commented by jerry at 2010-06-19 23:43 x
こんばんは。 思い入れのある素晴らしい感動が文章から伝わりました。

オランダ戦を観たあと、『Pipes Of Peace』 を聴いています。
タイトル曲のプロモーションビデオがとても好きです。 So Bad も大好きです。

小学校の高学年、私もそのくらいです、最初はSomethingからでした。
家にあった、オムニバス盤のアナログレコード、たぶん母親のです。

後は、『Wild Life』 のみ、なぜかしら縁の無いレコードです。
未聴で内容も知らないので、いつでも新譜として聴ける楽しみもあります。

90年、初来日、初日公演の感動は私も生涯忘れません。
前日、全く寝れませんでした…。 夜中にポールへの手紙を書いて、それで紙飛行機を作り、
当日スタンドから、Jet 演奏中に飛ばしたんです。確実にステージまでは届きませんでしたが、
誰かが拾って、ポールへの想いがたっぷり詰った文章を読んでくれたと思います。 いい想い出です。
Commented by sandfish2007 at 2010-06-20 10:55
◇jerryさん
ありがとうございます。そういや、こういうことってあまり書かなくなりましたね。

昨夜来てくれたお客さんも“So Bad”が聴きたかったと言ってました。あのモノクロのPV、素敵ですよね。

紙飛行機のこと、とてもいいお話ですね。届かないとわかっているのに、飛ばさずにはいられない。それくらいの気持ちで僕らはあのときポールを迎えたわけです。素敵な想い出話をありがとうございます。

『Wild Life』は愛すべきアルバムですよ。僕はこの頃のポールのヴォーカルって、勇気を振り絞ってる感じがして大好きです。昨夜はこの中から“Love Is Strange”をかけました。ミッキー&シルヴィア(もしくはエヴァリー・ブラザーズ?)のカヴァーです。えっと、カヴァー・ナイトにひっかけて。

MIYAI
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