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Sandfish Records Diary

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Around the World in a Day

 今日もしっかり早起き。洗濯機をまわして、ターンテーブルをまわす。プリンスの『Around the World in a Day』がぐるぐると回り、世界が鮮やかな原色に彩られていく。1985年のサマー・オブ・ラヴ。

 夏は、爽やかな音楽だけじゃなくて、じとっと汗ばむような暑さや強烈な太陽を感じる音楽も聴きたくなる。プリンスのこのアルバムはそんな感じ。 “Condition of the Heart”のイントロとか、まだ暑さが残る夏の夕暮れに、外の風に吹かれながら聴いたら気持ちいいだろうなと思う。

 僕がプリンスを初めて観たのは、結果的にレボリューションとの最後の公演となった横浜スタジアムだった。1986年9月、まだ夏の匂いがそこかしこに色濃く残っていた。僕は学校帰りで、制服を着ていた。初めてダフ屋からチケットを買ったのもこの日だった(確か定価に1,500円を上乗せして)。「一番前の席だぞ」とダフ屋のおやじは言ってたけど、そんなことあるはずもなく、席につくとステージは遥か遠くだった。開演前、隣にいた大学生くらいの女の子3人組が声をかけてきた。僕のチケットは、彼女達がダフ屋に定価の半額で売ったものだった。彼女達は、僕がそれをいくらで買ったのかを知りたがっていた。

 ライヴはまだ明るい時間にスタートした。スタジアムが揺れるほどの大歓声の中“Around the World in a Day”が聞こえてきた。プリンスの歌声はレコードで聴くより何倍も生々しかった。曲は途中まで幕の中で演奏された。最初のサビを歌い終えたところで幕が落ち、メンバーが姿をあらわした。目の前が一気にカラフルになったような気がした。すべてが鮮やかな原色に彩られていく。あれはちょっとないくらい、かっこいいオープニングだった。

 さて、今日は丑の日。しっかり鰻を食べるのだ。楽しみなり。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-07-26 09:02 | diary | Comments(0)
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