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Sandfish Records Diary

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Richard Hayward

 深い朝である。コーヒーの味がいつもと違うような気がする。それはローウェル・ジョージの気怠いヴォーカルのせいなのか、なんなのか。

 リッチー・ヘイワードが亡くなったのを知ったのは、友人からのメールが届いた昨日の午後4時過ぎだった。リトル・フィートのオリジナル・ドラマー。つまり、ロック史上最強のリズム・セクションを担ったひとりだったと僕は思う。重心の低いパワフルなプレイ・スタイルが、リトル・フィートの音楽にどれだけの生命力を与えてきたかは、いくら語ったところで語り尽くせない。とりわけ、ケニー・グラッドニーとサム・クレイトンが加入してからのリズム隊は鉄壁で、もしかすると僕が初めて聴いたセカンド・ラインは、リトル・フィートなのかもしれない。

 昨夜はリトル・フィートを聴きながら仕事をした。大地をずんずんと進んでいくようなリッチーのドラムに耳を傾けた。このドラムが止まってしまったなんて信じられなかった。ローウェルのひきずるような歌声が、僕を悲しい気持ちにさせた。

 リトル・フィートは深いバンドだ。音楽が多彩で、いろんな角度から見ても魅力的だ。だから、ずっと聴いていても飽きないのだろう。彼らの音楽には、たくさんの示唆が隠されている。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-08-14 08:03 | diary | Comments(0)
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