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Sandfish Records Diary

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Presence

 本日もいただきものでスタート。いただいたシーチキンをトーストにのっけて、いただいたインスタントなコーン・ポタージュ・スープをふーふーしながらすする。美味しい。窓の外では、小学生が傘をさして登校中。今日は1日雨降りなんだとか。ま、たまにはそんな日もよかろうかと。

 僕はレッド・ツェッペリンの『Presence』中。鋼鉄の鎧をまとったかのような1枚で、聴いていると、硬質でズシリと重たくて鋭利な「物体」を、目の前に置かれたような気分になる。ここでのジミー・ペイジのギターは、なぜこれほどまでに金属的なのだろう?そのテンションの高さと、アルバム全体の凄まじい存在感から、なんだか聴く前から聴いたような気分になっちゃって、他のツェッペリンのアルバムに比べると、ターンテーブルにのる回数は少なかったりする。ふむ、存在感があり過ぎるというのも考えものだな。

 とはいえ、これは紛れもなく傑作だと思う。ここまで情緒を削ぎ落とした音楽というのを、僕は他にすぐ思い浮かべることができない。例えば、ルー・リードみたいに余分なものを削ぎ落とすことで人間性が浮かび上がってくるのではなく、なんというんかな、ずっと「物質的」な印象なのだ。レッド・ツェッペリンというバンドの骨組みがさらされた作品であり、それがいかに強靭なものであったかをまざまざと思い知らされる。で、最後のブルース・ナンバー “Tea for Two”が流れてくると、なんだかほっとするわけでね。きっと、この曲だけいくらか情緒的だからだと思う。多分。

 『Presence』がリリースされたのは1976年。同じ年の暮れには、セックス・ピストルズが“Anarchy in the U.K.”でデビューしている。別に関係ないけど、このふたつの音が同じ時代の中で共存していたのは(あるいは交差したのは)、なんだかわかるような気がしないでもない。

 というわけで、これからピストルズを聴こう。こっちは感情がレッドゾーンだかんね。情緒を取り戻そうかなと。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2010-10-28 09:44 | diary | Comments(0)
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