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Sandfish Records Diary

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ファーンファーン

 雨が降り出したでござる。眠い目をこすりながら、ルー・リードを聴いている。

 最近、実家から昔兄貴が使っていた古いシンセサイザー(YAMAHA DX9)をもらってきた。生ピアノっぽい音が出ればいいなぁと思ってたんだけど、どのボタンを押しても出てくるのは80年代特有のシンセ音ばかり。「これって生ピアノのような音は出ないの?」と兄貴に訊ねたところ、「あー、買ったときはそれらしいのが入ってたけど、消しちゃったなぁ」とのこと。あれま…。「でも、作ろうと思えば作れるはずだぞ」とも言われたが、取扱説明書をちょっと眺めただけで断念。難しすぎる。しょうがないので、ルー・リードの研ぎすまされた歌に合わせて、ファーンファーンと(ある意味)すごくシンセらしい音を鳴らしてみる。ははは。合わねー。

 まぁ、いいや。とりあえず、鍵盤の練習はできるしな。馴れれば、そのうちルー・リードとの相性も良くなるかもしれないし(ならねー)。

 しかし、こういう音が、僕が10代だった頃に世界を席巻したのかと思うと、なかなか感慨深いものがある。ほんと大袈裟でなく、ちょっとでも売れたレコードからは、必ずと言っていいくらい聴こえてきたものだった。そういう意味では、幼い頃に聴いた歌謡曲と同じで、体に刷り込まれているのだろう。だから、好きでもないのに反応してしまうのだ。やっかいな話といえば、まぁ、やっかいな話。

 思えば、この音が流行っていた頃というのは、妙に明るい時代だった。なんというか、全体的にスポーティーで、浮かれてた。当時はそうした空気が全然好きになれなかったけど、今になってみるとあのノーテンキさが懐かしく思えたりもする。結局、どんなものにも、どっかいいところがあるのだ。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2011-04-09 07:55 | diary | Comments(0)
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