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Sandfish Records Diary

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いい季節がやってくる

 いい天気。トッド・ラングレンの大好きなレコードをかける。『Runt. The Ballad of Todd Rundgren』。これを聴くと、震災前の空気を思い出す。この一ヶ月ずっと世界を覆っている黒い霧から、頭をひとつ出せたような気分になれる。そして、気持ちが明るくなる。世界には光が溢れ、慈愛に満ちていると感じることができる。それはきっとこのレコードが、楽しい想い出と結びついているからだと思う。

 ずっと震災のことが頭から離れない。そうありたいとも思っている。でも、それが危険なことだとも感じている。どこかで手を抜いたり、不謹慎なことを面白がったり、いい加減な自分でいたい。震災の前がそうだったように。あの頃の空気も忘れたくない。

 CDショップが、何年も前にリリースされた作品を今も返品してくる。数年前では考えられないことだ。この2ヶ月で昨年1年分以上のCDが返品されてきた。まったく異常だし、無節操な話だが、それだけショップは苦しいのだろう。そんな中、エドウィナ・ヘイズ『コーヒー・タイム』の初回入荷分が完売した。来週には追加分が入ってくるけど、それまでは一時的なメーカー在庫切れ。発売1ヶ月で前作の売上げ枚数を超えたことになる。これは僕にとって明るい材料だ。

 結論:世の中、悪いことばかりじゃない。

 今日はあったかくなりそう。まだ花粉が飛んでいるので、浮かれ気分になるにはもう少し待たないといけないけれど、そろそろだ。いい季節がやってくる。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2011-04-13 08:42 | diary | Comments(0)
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