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Sandfish Records Diary

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身が軽いということは

 僕がやっているインディーズ・レーベルはとても小さい。自宅でひとりでやっているから「世界一小さい」と言っても、まんざら嘘ではないだろう。基本的な仕事は、インターネットで音さがしをして、リリースしたい作品を見つけたら契約して、CDを販売すること。今の規模ならひとりで十分だし、事務所もいらない。パソコンひとつあればどうにかなる。もちろんそれだけだといろいろ不便はあるが、不可能ではない。つまり、日本のどこに住んでいても、今の仕事をつづけることはできる…ということになる。で、僕が拠点に選んだのは、神奈川県藤沢市だったと。そういうことだ。

 この町に来て13年がたった。できればずっとここで暮らしたいと思っている。でも、13年たった今も、自分はよそ者だという感覚が僕にはある。それはきっと、僕がこの町で育ったわけではないからだろう。ここが本当の意味で僕の町になるには、もう少し時間が必要なのかもしれない。そうなっていけばいいなと思う。でも、もしこの町を大きな地震や津波が襲ったら?原発事故が起きたら(原発はないけれど)?僕はここを出て行くのだろうか?もし出て行けるなら、出て行くのだろうか?最近、そんなことを考えたりする。

 身が軽いというのは気楽だ。孤独だけど自由でいられる。いつでも好きなところに行ける。新しい生活を始めることができる。少なくともこれまでは、そんな風に生きてきたんだなぁと思う。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2011-06-10 09:40 | diary | Comments(0)
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