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Sandfish Records Diary

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We all miss you, Clarence

 クラレンス・クレモンズが亡くったことに、ショックを受けている。僕だけじゃなく多くの人達が悲しんでいることを、ブログやツイッター等での友人や知人の書き込みで、あるいはニュースを通して伝わってくるミュージシャン達の哀悼の言葉で、知る事ができたのはよかったと思っている。

 僕らがクラレンスに寄せた想いとはなんだったのか?それはきっと、彼が成し得た音楽的貢献への敬意だけでなく、信頼や友情といった類いの感情だったような気がする。実際に会ったこともない人のことをこんな風に書くのはおかしいと思う人もいるだろうが、そうじゃない。彼の音楽を深く愛することで、僕らは繋がることができたのだ。うまく言えないが、そこに音楽の素晴らしさがあるのだと僕は思う。勘違いであり、思い違いではあるが、真実なのだ。

 多くの人がクラレンスの死について語るのは、そうする必要があるからだ。悲しみを吐き出し、共有する必要があるからだ。そうして乗り越えていく。僕がここにこんな文章を書いているのも、そうした理由からだ。

 クラレンス・クレモンズという素晴らしい音楽人がいたことを、彼がいかに多くの人達に生きる勇気と喜びを与えたかを、どうか忘れないでいてほしい。

 宮井 章裕
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by sandfish2007 | 2011-06-21 10:31 | diary | Comments(4)
Commented by 法律屋さんFROM大阪 at 2011-06-21 12:39 x
こんなにいたたまれない気持ちになったのは、ジョージの時と清志郎さんの時以来です。いや今回はそれ以上です。脳卒中で倒れる前までは、レディガガとの共演やサマソニの来日決定等、精力的に活動している印象があっただけに、本当に信じられません。昨日くらいまでは、誤報であって欲しいと願ってましたが、U2等の哀悼メッセージを読んでいると、現実なんだなぁと感じます。おっしゃるとおり、そこに彼の残した音楽がある以上、ミュージシャンは死なないのかもしれません。でもいまだに現実を受け入れる準備が私にはできてません。
Commented by sandfish2007 at 2011-06-21 23:07
◇法律屋さんFROM大阪さん
今は受け入れられないのなら、ゆっくり時間をかけて受け入れていけばいいのだと思います。それぞれがそれぞれのやり方で、この悲しみを乗り越えていけばいい。そうすることで、僕らはまた元の場所に戻っていけるのでしょう。レディガガが自分のファンに呼びかけて作った励ましのビデオは素敵でしたね。クラレンスにも見せてあげたかったです。

宮井 章裕
Commented by zak at 2011-06-21 23:08 x
先日coffee timeを買わせて頂いた者です(週末の愛聴盤です!).クラレンス・クレモンズ、本当にショックです.MIYAIさんの「それはきっと、彼が成し得た音楽的貢献への敬意だけでなく、信頼や友情といった類いの感情だったような気がする。」というのは胸にストンと落ちました.E-street bandが素晴らしいのは、彼らが友情で結ばれた仲間だからに違いありません.75年のライブでは、E-street Shuffleの前のMCでブルースはクラレンスと出会ったときのことを滔々と喋っていました(本の「明日なき暴走」に詳しく載ってます).今はその奇跡の出会いに感謝したいと思います....
Commented by sandfish2007 at 2011-06-22 00:00
◇zakさん
こんにちは。E.ストリート・バンドが解散から10年後に再結成したとき、あれだけ大所帯のバンドにも関わらず、ひとりも欠けることなく結集したことに感動しました。また、『The Rising』ツアーの最終日、最後の“Blood Brothers”でメンバーがスプリングスティーンを中心に横1列に並んだときのことも思い出します。スプリングスティーンが「目を閉じればバンドがそばにいるのを感じる」と歌詞を変えて歌ったとき、クラレンスが涙を流していたのを覚えています。こんな仲間を持つことができる人が、果たしてどれほどいるか。心からそう思い、彼らのことを羨ましく思いました。

エドウィナ・ヘイズの『コーヒー・タイム』、気に入っていただけてとても嬉しいです。すごく励みになります。ありがとうございます。

宮井 章裕
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