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Sandfish Records Diary

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Terry's Song

 昨日、叔母が亡くなった。お袋の妹にあたる人だ。最後に苦しんだ様子はなかったと聞いて、少しだけほっとした。僕は会いに行けなかったけど、従兄弟たち(叔母の子供たち)はみんな間に合ったと聞いて、また少しほっとした。

 ここ数年で死に対する感じ方が変わった気がしている。それは自分の肉体に衰えを感じ始めたり、親が初老を迎えたり、甥っ子や姪っ子が成長していく姿を見たことと、きっと関係しているのだと思う。つまり、確実に時が流れているということを、身に沁みてわかるようになってきたのだ。これから先、僕はたくさんの大切な人達を見送り、そしていつか自分も誰かに見送られることになる。避けられないものである以上、僕らはその行程に慣れていかねばならない。死を死として受け入れる心の準備を、僕はゆっくりと始めているのかもしれない。

 叔母の人生が幸せなものであったなら嬉しい。お袋にそんなことを言ったら、「子供達4人を育てて、みんな立派に成長している。だから、自分のやるべきことをひとつやり遂げたとは思えるのではないか」と言われた。おそらく、そうなのだろう。子供を生んで育てるってすごいことなんだなと思った。

 寝る前に、叔母のために僕が大好きなアーティストの曲をふたつかけた。ポール・マッカートニーの“Junk”とブルース・スプリングスティーンの“Terry's Song”。できるだけ静かな心で、僕の気持ちが叔母に届くようにと願いながら、このふたつの歌を聴いた。

 スプリングスティーンの歌詞を少し。亡き友に捧げた歌で、その友人が他の誰でもない特別な存在だったことを歌っている。

 死んだら何も持っていけないと言うけれど
 それは違うと思う
 というのも、今朝目が覚めたとき
 大きな何かが失われていて
 それは暗い天空へと持っていかれたからだ
 そこではあなたはまだ若く、強く、冷静だ

 愛は死よりも大きな力 
 語り継がれる歌や物語のように
 意志は死よりも強い力
 燃えるように熱くても、石のように冷たくても

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2011-07-22 09:33 | diary | Comments(0)
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