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Sandfish Records Diary

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中川五郎&永原元@太陽ぬ荘スタジオ

 昨夜は、地元のスタジオで中川五郎&永原元のライヴがあり、足を運んだ。オープニング・アクトの尻の下の演奏には残念ながら間に合わなかったが、もうひとりの前座=はっとくんの歌は聴くことができた。原発に反対する歌や、子供達へ向けた歌などから、今の彼の気持ちがストレートに伝わってきた。

 そして、中川五郎&永原元のライヴは、やはり素晴らしいものだった。正直、お客さんの入りは寂しいものだった。でも、それを逆手にとるかのように、少ない人数だからこそ伝わってくる繊細な感情を、中川五郎は歌い綴っていった。今回の原発事故をきっかけに故郷を離れた人達と、自分の土地に残った人達のことを歌った曲があった。遠く離れた場所にいる人ほど強く故郷を想っていて、自分にできることを人一倍考えているかもしれない。そして、彼らが故郷に戻ったときは、どうか温かく迎えてあげてほしい。そんな内容の歌だった。この曲を被災地で歌った際、反応は様々だったという。頭ではわかっていても、気持ちとしてまだ受け入れられない人達がいることは、容易に想像できる。「とても難しいことですが、自分の理想として歌っています」と中川五郎は言った。そして、それが五郎さんの立ち位置なのだと思った。

 結局、僕らは自分がいる場所からなにかを始めることしかできない。だから、自分がどこに立ち、そこでどんなことを考えているのかを、僕らは明確にするべきなのだと、今改めて思う。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2011-12-21 08:12 | diary | Comments(0)
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