今日、ライナー・歌詞対訳/帯が届く予定。どうか不備がありませんように。いつもどきどきするな。
村上春樹氏が、尖閣問題について朝日新聞に寄稿したというので早速読んだ。とても説得力のある素晴らしい内容だった。「政治家や論客は威勢のよい言葉を並べて人々を煽るだけですむが、実際に傷つくのは現場に立たされた個々の人間なのだ。」というくだりは、もちろんこの問題に限った話ではない。なにより今は、被災地への支援や原発という早急に解決しなければいけない問題を僕らは抱えているわけだし、惑わされることなくしっかりと真実を見据える努力を続けるべきなのだと思う。
さて、寄稿文の中で村上氏は今回の騒動を「安酒の酔いに似ている」と書いているのだけど、その表現がなんともかんとも。まるで日頃の自分の行動を指摘されてるみたいだった。というわけで、ちょっくら引用。( )内は僕の感想ね。「安酒はほんの数杯で人を酔っ払わせ(その通り)、頭に血を上らせる(つい盛り上がっちゃうんですよね)。人々の声は大きくなり(あ、やっぱり)、その行動は粗暴になる(調子にのってすみません)。論理は単純化され(なんか馬鹿みたいだな。お恥ずかしい)、自己反復的になる(同じ話ばっかしてます?)。しかし賑やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、あとに残るのはいやな頭痛だけだ(頭痛だけじゃ済まない。半日は棒に振ることになる)」。ほらね、いつもの俺だよ。そっかぁ、酔っぱらうってそういうもんだと思ってたけど、安酒だからだったのか。
結論:たまにはいい酒を呑みたいものなり。
昨夜は「麦とホップ」とマツモトキヨシで売ってたお買い得焼酎を呑みながら、『金曜ロードSHOW!』を観てた。そんな日はまだ遠い。
MIYAI