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Sandfish Records Diary

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サバの味噌煮

 日曜日の夜、いくつかのお祝い事が重なったこともあり、鎌倉にある義母がいきつけの食堂へみんなで出かけた。そこには実に個性的な店主がいて、びっくりするくらいの安価で美味しい魚をたっぷり食べさせてくれた。どれも新鮮で、いちいちでかい。僕はあんなエンガワや赤貝を見たことないし、あんな巨大なブリカマも初めてだった。あそこまで肉厚なタラバガニもあり得ない。それらの迫力に僕はいちいちひるみながら、ちびちびと日本酒を呑んだ。とにかく、普通じゃない店だった。

 店主は僕らよりもたくさんの焼酎を呑み、誰よりも饒舌に話しつづけた。いったいどんな話をしていたのか、その多くを僕は忘れてしまったけど、「食堂は飯を食わすところだ。客に金があるどうかなんて関係ない」と言ってたのは覚えている。つまり、ただの仕事じゃないのだ。仕事以前のことなのだ。

 最後に出てきたのはサバの味噌煮だった。それは僕がこれまで食べてきたサバの味噌煮の中で、一番まっすぐな味がした。素朴に炊き上げられた白いご飯と一緒にいただいた。食べきれない分は、パックに詰めて持たせてくれた。だから、僕は昨日もこのサバの味噌煮を食べることができた。

 帰るとき、店のシャッターは完全に閉まっていた(来たとき既に半分閉まっていた)。それをガラリと上げると、外はまだ雨が降っていた。ひょっとすると雪になるんじゃないかと思うくらいの、冷たい雨だった。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2012-12-04 07:23 | diary | Comments(2)
Commented by YUMI at 2012-12-05 10:47 x
素敵なお店ですね。
そんなお店を行きつけにしているお義母さんも、素敵な方なのでしょうね。
Commented by sandfish2007 at 2012-12-05 18:42
◇YUMIさん
素敵というか…、すごい店でした。義母は素敵な人です。「海樹」 にもまた顔を出すかもしれませんので(1度訪れてます)、そのときはどうぞよろしく。
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