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Sandfish Records Diary

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ローランドの悲しい目の乙女

 昨日は、昼過ぎに起きて、ご飯を食べては、寝て、起きて、ご飯を食べては、寝て、みたいな感じで過ごした。それだというのに、まだ眠かったりする。多分、ここ数日が2月にしてはぬくくて、それでなんだと思う。

 このまま寝てられたらどんなにいいだろう。そんな気分で昨日も今もボブ・ディランの歌を聴いている。

 日曜日は、馴染みのバー「ケインズ」の12周年イベントだった。お祝いしたい人達で集まって、演奏や朗読をしながら、みんなでお酒を呑んだ。お祝いといってもざっくりとした雰囲気で、その辺が「ケインズ」らしかった。一応「卒業」というテーマが設けられていたので、僕も僕なりに卒業のことを思い浮かべながら詩(みたいなもの)を書いていった。昨日の日記がそれ。みんなもそれぞれにいつもと違うことにチャレンジしたりして、自由で心地良い時間が流れていた。僕はそんな空気の中でずるずると居座り、結局そのまま朝を迎えたのだった。

 帰宅し、コーヒーをいれ、ボブ・ディランの「ローランドの悲しい目の乙女」をかけて、ソファーで横になったら、最初のフレーズを聴いたくらいで寝落ちした。まぁ、当然か。

 「ローランドの悲しい目の乙女」は11分21秒の曲で、『ブロンド・オン・ブロンド』のD面はこの1曲で占められている(アナログ・レコードの話)。「僕の倉庫の目と、アラビアン・ドラム。これらをあなたの門に置いていこうか。それとも、悲しい目の女よ、僕は待つべきなのか」と歌われる。かっこいいけど、意味はわからない。最初から意味などなく、ただのイメージなのかもしれない。僕もいつかこんな風に詩を書けるようになりたい。・・・なんて思うこと自体、おこがましい。

 今もまだ眠かったりする。
by sandfish2007 | 2013-02-05 07:21 | diary | Comments(0)
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