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Sandfish Records Diary

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Reason to Believe

 今日であの震災から2年。3月11日はモニュメントじゃない。これは、解決にも収束にもほど遠いまま、今も続いている現実だ。2年間苦しみつづけた人達のことを思うと、いたたまれない気持ちになる。あのとき、目を覆うような惨状の中で、勇気を振り絞って灯した小さな希望の光が、もしこの2年間でことごとく吹き消されていたとしたら、人はそこにどうやって日々の生きる理由を見つければいいのだろう。絶望と不安は、孤独を生む。その孤独がもつ深い闇を思うと、胸が苦しくなるばかりだ。

 そして、いつも同じことを自分に問いかけることになる。「お前はこの2年間で何をしたのか?」と。何もしていない。忘れないでいたくらいで、でもたまに忘れたりもしてた。心はいつも苦しんでいる人達のそばにあるつもりだけど、それを自己満足だと言われれば返す言葉もない。日々自分のことをやるのに精一杯で、でも本当はもっとできたんじゃないかとも思う。そんな風にして、結局、僕は何もしてこなかった。

 生きていくには、信じるにたる何か理由が必要だ。今も苦しんでいる被災地の人達は、こんな僕を信じてくれるだろうか。僕は自分を信じるにたる人間だと言えるのか。問いかけは、着地点を求めて彷徨い、頭上を螺旋のようにくるくると舞い続けるばかりだ。

 今も苦しみつづけている人達がたくさんいる。そのことは、僕にもわかっている。わかっているのだ。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2013-03-11 09:40 | diary | Comments(0)
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