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Sandfish Records Diary

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Press to Play

 ポール・マッカートニーの『プレス・トゥ・プレイ』は、いいアルバムだ。とにかく逃げてない。チャレンジしてるのが伝わってきて、ぐっとくる。当時(1986年)の音作りを取り入れながらも、今聴くとクラシカルな雰囲気で、風化しないアレンジをほどこしていたのがわかる。そして、ポールらしいメロディもちゃんと用意されている。なのにどういうわけか、ぞんざいな扱いを受けている気がしてならない。駄作と言及されることさえあるのだから、まったく信じられない。でも、大丈夫。近いうち必ず正当に評価される日がくるだろう。僕の言ってることは正しい。ポールをなめんなよ。

 ・・・と、日曜日の朝からちょっくら主張してみた。ポールの11月来日もほぼ決まりとみていいようだし、ここはひとつ長年思いつづけてきた鬱憤を発散するいいタイミングではないかと思ったのだ。だって、『プレス・トゥ・プレイ』は最高だよ。もし来日公演でいつもの有名な曲をやらないで、このアルバムの曲ばかりが演奏されたとしても、僕は一向に構わないよ。あ、そうだ。シングルだけでリリースされた「タフ・オン・ア・タイトロープ」や「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」なんかを混ぜてくれてもいいなぁ。カモン、ポール。

 昨夜は大きな音でポールの歌をたくさん聴けて幸せだった。もちろん『プレス・トゥ・プレイ』も聴いた。何時間もずっとポール・マッカートニーだけを心おきなく。これくらいやるには、やっぱりひとりのときじゃないとね。さすがにね。

 MIYAI
by sandfish2007 | 2013-07-14 10:30 | diary | Comments(0)
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