ブログトップ

Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

Take the Money and Run

 昨日、仕事をしながらラジオを聴いていたら、スティーヴ・ミラー・バンドの「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」が流れてきた。直訳すると「金を持ってずらかろうぜ」といった感じかな。いいね。

 11月にポールがやって来る。その報を受けてひとしきり盛り上がった後、頭に浮かんできたのは「どうやってお金を工面しようかな?」ということだった。生活費は毎月使い切りで貯金なんかない。となると、レーベルのお金に手をつけることになる。一番いいのは突然CDが売れ出すとか(新譜を出したばかりだし)、夏になってTシャツがバカ売れするといったことだけど、まぁ、そううまくいくとは限らない。だとすれば、制作用にプールしてある資金から出すしかないんだけど、これだってちっとも潤沢とは言えないので、けっこう胸が痛むのだ。

 でもね、今の自分があるのは、ひとえに生んでくれた両親とビートルズあってのこと。そんな大恩あるポールが日本に来るというのに金がないから行かないなんて、そんな不義理はあり得ない。東京で3回ライヴがあるなら3回行く。これ昔からの決まり。今さら変えられない。ん?お前おかしいんじゃないかって?シャラップ!確かに普通ではない。でも、今回ばかりは特別だ。だって、ビートル・ポールだ。11年振りなのだ。もはや人生のハイライトのひとつと言っていい。僕はずっとそうやって生きてきたのだ。

 というわけで、東京3daysに行くのは決定なんだけど、えっと、こっからが本題。今回ポールは東京以外に大阪と福岡でも各1公演づつやることになっている。しかし、さすがに僕も福岡や大阪まで観に行くとはなかなか言えない。金策は既に尽きてるし、アルバイトだって休まないといけない。妻は「なんで全部行かないの?最後かもしれないんだよ」と言うけれど、厳しいでしょう。でも、気にはなる。福岡は諦めるにしても、大阪はどうしたものか…。10年前の渡米でたまったマイルがあるので、飛行機代はなんとかなりそうだ。あとはチケット代と宿代か。うーん、どうしようかなぁ。大阪が初日公演なんだよね。

 来日が正式に発表されてからというもの、そんなことをけっこう真剣に考えている。そんなときにラジオから流れてきた「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」。金を持ってずらかろうぜか。いいね。シンプルで。そんなことできるわけないけど。お金がないって別に悪いことばかりじゃないと思うのだけど、こうした予期せぬことがあると困るんだな。なるほど。

 まぁ、いいや。今はがんばってCDを売ろう。で、売上げが足りなかったら制作費に手をつけるとして、できるだけCDを売ったお金でポールを観に行こう。それが真っ当な道というものだ。やっぱりずらかっちゃいけないもんな。メイク・ザ・マネー・アンド・ゴー。

 MIYAI
[PR]
by sandfish2007 | 2013-07-23 07:44 | diary | Comments(0)
<< 空き地の雑草 今日一番の楽しみ >>