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Sandfish Records Diary

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ボビー・チャールズとスイカ

 妻が誕生日のプレゼントにスイカをもらった。夜勤明けで爆睡していたところ、起きたら玄関に6.2キロのスイカが置かれていたのだという。夏らしいといえばそうだが、シュールといえばシュールだ。こんなイカしたことをするのは彼しかいない。この世界の何よりもスイカが好きだという友人が僕らにはひとりいるのだ。なんでも三浦半島までわざわざ買いに行った際に「そうだっ!」と思いついたんだとか。どうもありがとね。

 さて、スイカといえばボビー・チャールズである。かの名作『ボビー・チャールズ』の裏ジャケでボビーはスイカを食べている。その写真から伝わってくるなんとものんびりした空気は、彼の音楽性と相まって、長らく僕を魅了してきた。なので、せっかくスイカをもらったことだし(僕がもらったわけじゃないけど)、僕もボビーのように食べてみたい。早速、スイカを大きめに切り、レコードをターンテーブルにのせ、裏ジャケを飾って、見よう見真似でかぶりついてみた。でも、ボビーみたいに食べると汁がぼたぼたとすごくて、とても快適には食べられなかった。ボビーは長袖だから袖の中まで汁でベトベトだったはずだ。でも、ボビーはそんなこと気にしない。それくらい大らかな性格じゃないと、ああいう音楽はできないのだろう。なるほどぉ。

 なんであれ、夏の夜にボビー・チャールズを聴きながらスイカを食べるのはいいものだ。そこに苛立ちや諍いの種を見つけることはできない。僕らはただ口に含んだスイカの種を「ぷぷぷーっ」と飛ばすだけでいい。ただそれだけでいいのだから。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2013-08-06 07:32 | diary | Comments(0)
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