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Sandfish Records Diary

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彼だけにしかできない彼だけのもの

 この季節になって、デヴィッド・ミードの作品をあれこれとひっぱり出しては聴いている。やはりというか、どちらかといえば、アコースティックな風情のものが中心。『インディアナ』とか『オールモスト&オールウェイズ』とか『デューズ』とか。そういえば、『デューズ』の国内盤は昨年の今頃にリリースしたのだ。そんなことも関係してるのかもしれない。リリース・デイトはジョン・レノンの誕生日であり、チャボとジャクソン・ブラウンとジョン・エントウィッスルの誕生日でもあり、うちの5周年記念日でもあった。だから、そろそろ6周年ということになるのか。なるほど…。

 引越以上に紆余曲折なレーベル運営だけど、もうちょいがんばってみるつもり。CDリリースだけじゃさすがに先行きが暗いので(今年ほどそれを思い知らされたことはなかった)、レーベルにプラスになるような別の仕事もやっていきたい。今のアルバイトは安定してるけど、関連性がなさ過ぎる。できれば、なにか物を書く仕事ができたらいいのだけど。若い頃からの夢だ。

 デヴィッド・ミードのように、その才能に見合った成功を手にしてない人はたくさんいる。それでも、素晴らしい曲を書き、目を見張る演奏をし、コンスタントに作品を発表しつづける姿は胸に響くし、遠く離れた国に住む僕にも勇気を与えてくれる。彼にとって音楽とはそれほどのものだということだ。人生の多くの時間を捧げるだけの価値があるものに彼は出逢い、それを大切にし、仕事として取り組んでいる。そうした生き方は本物だ。彼だけにしかできない彼だけのものだ。僕がしたいのもそういうことだ。ただ自分の人生を生きたいのだ。

 とはいえ、やる事なす事こうも鳴かず飛ばずだと、成功とかそういうことをうまくイメージできなくなるんだよな。ほどほどに慣れてってしまう。それはそれで悪いことばかりじゃないんだけど(惑わされないで済むので)、やっぱりそれだけじゃ足りない。ときめきがすり減っていかないようにするには、相応の努力が必要なんだと思う。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2013-10-06 08:05 | diary | Comments(3)
Commented by YUMI at 2013-10-06 13:33 x
書く仕事はネットにごろごろ転がっています。初心者歓迎のものも少なくありませんが、ともかく、安いし,安定させるにはそれなりの量をこなさないと難しいですよ。私の経験値からいうと、完全オリジナル原稿400~1,000字、100~150円なんていうのがほとんどです。
ITやFXの専門知識があれば、もう少し原稿料が高いものもあるようですが。
でも、MIYAIさんは洋楽に関しての専門知識があるから、もしかしたらいい仕事に巡り会えるかもしれません。
Commented by asbury at 2013-10-06 21:39 x
宮井さん、こんにちは。

1年経っても、『Dudes』は本当に大切に聴かせて頂いています。昨年、本当に落ち込んでしまっていたときに、彼の温かい声にどれだけ励まされたかは言葉にできないくらいです。これからまた良い季節だけれど、ちょっぴり(あるいはとっても)寂しくなってしまうようなとき、このアルバムをたくさん聴こう、と思っています(もちろん楽しいときや心穏やかなときにも…!)。

デヴィッド・ミードや宮井さんのような方が「自分の人生を生きたい」と思いながら、その努力をされている姿は、それだけでも励まされるものです。思うに任せないところも多いでしょうが、陰ながら応援しています。
Commented by sandfish2007 at 2013-10-07 08:30
◇YUMIさん
なんか前もこんな話をしたことがありますねぇ。ネットで募集してるものは(僕が見た限りですが)、YUMIさんのおっしゃるように仕事と呼ぶのはちょっと…な気がします。内容的にもレーベルのプラスになるとは思えないので、あまり考えていません。となると、どうすればいいのかわからないんですけどね。

◇asburyさん
こんにちは。嬉しいコメントありがとうございます。落ち込んだり、淋しくなることって、残念ながらこれからもあると思いますが、そんなときに心に寄り添ってくれる音楽というのは、先々特別な意味をもってくるものだと思います(場合によっては、楽しいときに聴いた音楽以上に)。asburyさんにの中で、デヴィッドの歌がそんな仄かな光を放つものであれば、僕も嬉しいです。

いつも応援ありがとうございます。僕もasburyさんの文章に励まされてます。
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