昨日は、食器棚と電話を置くための台をさがしに出かけた。食器棚やそんな台なんて買ったことなかったから、うまくイメージできずにいたのだけど、最初に入った地元の小さなリサイクル家具屋さんで、うってつけのを見つけることができたのは幸運だった。うってつけというのには、見た目やサイズや機能性だけでなく、値段が予定額を下回ってたり、無料で家まで届けてくれるといったことも含まれる。正直、呆気にとられるくらい安く済んで、ほんとお金は使いようだなと思った。
店のおじさんが迅速に対応してくれたこともあり、その食器棚と電話台は数時間後にはうちのダイニング・キッチンに鎮座することになった。ダンボールに入ったままだった食器類を収納し、床に置かれていた電話やルーターを台に乗せたら、またひとつ家らしくなった。引越祝いでいただいたジョージ・ハリスンのシングル盤を壁に飾り、リビングに額に入ったでっかい『ボーン・トゥ・ラン』のポスターを設置したら、随分と自分の家らしくなった。次はダイニング・テーブルだ。それで一段落する(あくまでも一段落だけど)。うってつけのが見つかりますように。
それにしても、ポールの来日と今回の引越で、ひと財産失った気分だ。でも、おかげでいい気分だから、これでいいのだ。
MIYAI