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Sandfish Records Diary

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霧の中を進もう

 トーストにスライス・チーズとハムをのせて食べる。このシンプルさを僕は愛する。チーズだけでもいいし、ハムだけでもいいけれど、両方あると尚嬉しい。

 昨日の昼間、地元の百貨店の入口でザ・シャンゴーズのライヴがあった。ちょうど雨が上がり、気温もこの季節にしては高かったので、僕はジージャンを羽織って、歩いて出かけることにした。シャンゴーズは、この界隈で縁のあるアーティストの中では、間違いなく頭ひとつ(場合によっては2つ3つ)抜けた存在だ。演奏力・オリジナリティ、どちらにおいても申し分ない。昨日は13時と15時に短い演奏があり、どちらもとても楽しい内容だった。新曲もよかった。地元の百貨店の前でシャンゴーズを観れるのは贅沢なことだが、正直、申し訳ない気持ちにもなった。彼らはそういうレベルのアーティストじゃない。もっと成功して、たくさんの人に知られるべきだと思う。どうしてそうならないのだろう?それだけ、ミュージシャンとして生きていくのは、きっと大変なことなのだ。

 僕は音楽が好きで、レーベルの仕事を始めた。でも、数年前からこの仕事だけでは食べていけず、アルバイトをしながら細々とつづけている。好きなこと・得意なことがあるのなら、それを仕事にすればいいと思う。そういう人達が増えれば、世界は今よりも楽しい場所になる気がする。それくらいシンプルであってもいいのにと思う。でも、それで食べていくのは、確かに、なかなか難しいようだ。

 夜になると、深い霧が町を覆った。珍しいことだったから、少しわくわくした。言ってみれば、僕らは霧の中にいるようなものだ。先が見通せなくても、こんな風に楽しく思えれば、どうにかやっていけるのだと思う。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-02-03 08:28 | diary | Comments(0)
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