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Sandfish Records Diary

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無常

 腕の痺れが気になったので、昨日は病院へ検査に行って来た。数年前に首の骨の老化が始まっていると診断されたので(関節の隙間が1箇所狭まってできたヘルニアが神経を圧迫しているらしい)、それが原因かなと思ったのだが、今回は後頭部の痺れがきっかけだったので、念の為検査することにしたのだ。

 頭と首のMRIを撮影したのだけど、幸い異常はないとのことだった。「きれいな状態ですね。問題ありません。首の関節が影響しているのかもしれないけど、肩こりじゃないかな。まずはほぐしたり、ゆっくり湯船につかってみてください。あと、脳には関係ないけど、鼻の通りが悪いね」と好々爺のような院長先生は言った。「わかりました。それにしてもMRIってのは凄いもんですね。なんでもわかっちゃうんだなぁ」と僕が言うと、好々爺は笑って説明をつづけた。「こっちが大脳で、こっちが小脳。どちらにも白い部分があるでしょう。これはもう脳の委縮が始まっているということですね。まぁ、誰しもなることだから。えっと、歳は?44歳か。それなら相応でしょう」とのこと。これで首の老化につづき、脳の委縮も判明。ふむ…、40代ってそういうことなんだな。

 病院はかつて僕が住んでいた地域にあった。藤沢に引越してきて16年。診察の待ち時間がけっこうあったので、16年前を思い出しながら通りを歩いてみると、実にたくさんの店がなくなり、新たに店ができて、またなくなり…を繰り返していることに気づいた。それは店に限ったことではない。町はゆっくりと変化をつづけ、いつまでも同じではないのだなと思った。すべては無常だ。僕らの今の生活なんて、ちょっとしたことで簡単に吹き飛んでしまうのだろう。お寺の前に着いたとき、激しい雨が降り出した。境内に入ると、静寂の中で雨音だけが響いていた。僕はお賽銭をし、家族と親類と仲間達が、これからも穏やかに暮らしていけますようにと祈った。
 
 今朝は久しぶりに気持ち良く晴れている。夏の陽射しと、秋の涼しさが混じり合っている。もう9月か。早いものだ。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-09-02 07:36 | diary | Comments(0)
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