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Sandfish Records Diary

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雨男

 最近、出かけようとすると雨が降り出す、ということがよくあった。さっきまでは降ってなかったのに、僕が外へ1歩足を踏み出すとそれを見計らったかのように、雨がぽつぽつと降り出すのだ。そのたびに僕は傘を取りに戻ったり、部屋でしばらく様子を見ることになった。先日も、ちょうど雨があがってたので、今のうちにといそいそ自転車をこいでいた帰り道。どうにか家の近くまで濡れずに来れて、「あー、よかった。ここまで来ればもう大丈夫だ」と思わず口にした瞬間、すぐに「しまった!」と思った。案の定、途端に大きな雨粒が落ちてきて、ほどなくしてドシャ降りとなった。家はすぐそこだったからどうにかなったけど、このときばかりはいろいろと考えさせられた。

 基本的に、僕は雨男や雨女という概念を信じていない。なぜなら、そういう人達だって燦々と輝く太陽の下を歩いたことがあるはずなのだから。ちょうど晴れ男や晴れ女を自認する人達も雨に打たれたことがあるのと同じように。しかし、ここ最近の頻度の高さと降り出すタイミングの絶妙さには、「…こういうことなのか?」と思わせるものが確かにあった。

 ところが、昨日は違った。残業が終わって外に出たとき、雨は降っていなかった。でも、路面を見ればさっきまでしっかり降っていたのが見てとれた。「もし残業がなかったら、濡れて帰ることになっていたのかもしれないな」と思いながら、自転車をこいで家路についた。そして、玄関を開けて家の中に1歩入った途端、激しい雨が降り出した。「おぉ…」と意味もなく声が漏れたのも、まぁ、当然でしょう。はまりかけてたスパイラルから抜け出せたような、スパイラルそのものがいい具合に捻じれてくれたような、そんな静かな清々しさがあった。

 というわけで、雨男にならずにすみました。今日の雨は僕のせいじゃありません。めでたしめでたし。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-09-25 07:39 | diary | Comments(0)
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