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Sandfish Records Diary

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復帰のきっかけ

 気持ち良く晴れた金曜日。台所からゴキゲンなライヴ盤が聴こえている。さて、元気を出していきまっしょい。

 昨日は心も体もぱっとせず、ずっと家に籠っていた。呑み過ぎた翌日は自発的になにもできないもの。なんとなく1年前のこの日記を読み返しながら、「ありゃ、あれからもう1年がたっちゃうんだ」と思いつつ、昼からビールを呑んでいた。ダメ男一直線なり。

 昨年の秋から年末まで、僕は引越とポール・マッカートニーの来日公演だけに気持ちを向けていて、仕事はまったくしなかった。レーベルを始めて以来、初めて心が折れ、再出発するには一度気持ちをリセットする必要があった。今年に入り、どうにかやる気を取り戻したものの、数ヶ月仕事をさぼってしまうと、なかなか本格復帰することができずにいた。

 復帰のきっかけは、44歳の誕生日を迎えた1月下旬にやってきた。馴染みの呑み屋「田火田」で呑んでいると、シンガーソングライターの端山龍麿さんがやって来た。「あ、どうも。こんちは」と僕が挨拶すると、龍麿さんは開口一番「宮井くん、遊び過ぎ」と言った。

 MIYAI:あ、やっぱりそう思います?
 龍麿さん:思うよ。なにが鳥の鳴き声だよ(2014/1/20の日記参照)。
 MIYAI:あぁ…。いや、心のリセットも必要かなと思って。
 龍麿さん:リセットし過ぎ。何にもしてないのに、どうしてそんなポジティヴでいられるんだよ。
 MIYAI:さぁ…。どうしてでしょう?。
 龍麿さん:どうしてじゃねーよ。ねぇ、そう思うでしょ?(と隣にいた妻に問いかける)
 妻:え?あ、確かに言われてみれば。
 龍麿さん:気づいてなかったのかよ!

 これは効いたねぇ。年中ライヴで各地を飛び回っている龍麿さんにそう言われては、返す言葉もない。翌日から僕は本腰を入れて音さがしを再開し、春にはコリーン・クラーク『アズ・ザ・クロウ・フライズ』をリリースすることになる。ひとりで仕事をしていると、なかなかきっかけが掴めないことがある。なんとなく感じてたことを率直に伝えてくれた龍麿先輩には感謝している(本人は覚えてないと思うけど)。

 ぱっとしなかった昨日は過ぎ去り、今朝は心も体も持ち直している。ひとまず、夜になったらツケで呑んだ分を払いに行こう。それから音さがしだ。

 MIYAI

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by sandfish2007 | 2014-10-03 07:40 | diary | Comments(0)
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