昨日は音さがしをしていて、とても才能のあるアーティストを知った。素晴らしいギタリストで、気風が良く、世界観もいい。でも、難しいのかもしれない。大切なのはアルバム1枚を通して聴いたときにどう感じるかだ。もっとしっかり聴いて、どうするか決めようと思う。
予定通り、カレーライスを食べてワインを呑んだ7周年の夜。ジョン・レノンのレコードを4枚聴いて、ジャクソン・ブラウンとザ・フーのレコードを1枚づつ聴いた。そして、仕事の合間に「特別な夏」を聴いて、チャボの誕生日をお祝いした。これは本当に美しい曲だと思う。
僕が初めて聴いたチャボのソロの曲は「ホームタウン」だった。セカンド・アルバムの『絵』が出たばかりの頃にラジオで聴いた。「ジェファーソン・エアプレインに飛び乗って緑の広場に着陸できたら~」という歌だった。その年の夏、友達の家ではよくマーシーの『夏のぬけがら』を聴いていた。チャボがそのときの放送でマーシーのことを褒めていたの覚えている。
「特別な夏」を聴いたとき、僕はそんなことを思い出した。その友達とはしばらくして仲が悪くなってしまったのだけど、今はどうとも思ってないし、きっと彼だってそうだろう(多分)。時間がたてば、たいていのことはなるようになるし、なるようにしかならない。ケ・セラ・セラ。
MIYAI