ブログトップ

Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

13年目のジョージの日

 今日は敬愛するジョージ・ハリスンの命日。あれからもう13年がたつけれど、ジョージは今も変わらず僕の目標でありつづけている。以前、馴染みのバーでいつものように音楽の話をしてたとき、もしなれるなら誰になりたいといった話になって、僕はザ・バンドのメンバーがいいなぁと言ったんだけど、マスターが「ジョージ・ハリスンもいいよね」とつぶやいたとき、僕は慌てた。「あーっと、前言大撤回。俺、ジョージがいいっす。ジョージしかないっす。まいったなぁ、なんですぐに思いつかなかったんだろう?」。そのとき僕は気づいたのだ。そうか、僕はずっとジョージ・ハリスンのような人になりたいと思っていたのだ。

 もちろん僕はジョージに会ったことがないので、実際のところジョージがどんな人なのか知る由もない。彼の音楽を聴いたり本を読んだりして想像するしかない。でも、そんな想像をかれこれ30年くらいつづけてると、自分の中でのジョージ・ハリスン像がけっこうしっかり出来上がるものなのだ。体制に組みしない。声高に主張しない。皮肉とユーモア。己を知り、自分の人生を生きる。美しいものを美しいと感じる。仲間を大切にする。えとせとら、えとせとら…。

 僕が思うに、ジョージは誰かの声にならない気持ちをわかる人だった。それは彼の音楽を聴けばよくわかる。ジョージはそういう人のことを叱咤するでも励ますでもなく、ただ黙って隣にいてあげるようなところがあった。うまく言えないのだけど。

 ビートルズ・ファンになったばかりの頃、ステージの一歩下がった場所で足をくの字に曲げてリード・ギターを弾くジョージの写真を見たのを覚えている。すごくかっこよかった。もしかすると、あれがすべての始まりだったのかもしれない。つまり、僕はこの人のようになりたいのだと。

 MIYAI
f0182140_73716100.jpg

[PR]
by sandfish2007 | 2014-11-29 07:38 | diary | Comments(0)
<< 無為に過ごす日曜日 シェイプス&パターンズ >>