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Sandfish Records Diary

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穴蔵

 未明。早く目が覚めた朝はまだ夜みたいに暗い。すべてが手つかずで、ひんやりしている。コーヒーを淹れて穴蔵へ。とても静かだ。

 穴蔵も手つかずのまま1年がたった。穴蔵とは僕の仕事部屋のことである。在庫の入ったダンボールが積み上げてあり、倉庫のように殺風景だ。もう少し居心地のいい空間したい。できることなら、ささやかな本棚とコンポを置きたいけれど、さて、どうしたもんか。でも、居心地が良くなるとつい遊んでしまいそうで、仕事に差し支える気がしないでもない。ふむ、このままの方がいいのかな?

 実家にいた頃、僕は自分ひとりの部屋というのをもったことがなかった。8畳間を兄貴だったり親父だったりとシェアしていた。だから、ひとり暮らしを始めたときは、わくわくした。それから17年間、ひとりで暮らした。外でなにかがあっても、家に帰ればいつも自由で気ままな時間が待っていた。最後に暮らした部屋は、広くてきれいだった。大きなレコード棚とCD棚を置いたときは、「俺もついにここまできたか」と妙な達成感があった。

 で、今は穴蔵が僕ひとりの場所。仕事のとき以外はあまり入らない。仕事部屋なのだし、それでいいのかもしれないけど、もうちょっと楽しい場所にしてもいいのかなとは思う。だって、この世界に自分だけの場所があるなんて、とても素敵なことだと思うから。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2014-12-06 07:04 | diary | Comments(0)
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