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Sandfish Records Diary

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25年前の今日

 「ポール初の日本公演から25周年です」という連絡を友人からもらい、もうそんなにたつのかと、当時の最新アルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』をひっぱり出しては、ひとしきり感慨に耽る。25年前、僕は20歳だった。

 今でこそよく来る印象さえあるポール・マッカートニー。口さがない人からは「また来るの?」なんて言われたりもするが、かつては衝撃の成田空港大麻所持現行犯逮捕の記憶がまだ生々しく残っており、ポールの来日不可能アーティスト・ランキング第一位の座は揺るぎないものだった。それでもファンは一縷の望みを託して来日実現の為の署名を集めたりしてたわけで、なんとも涙ぐましい話である。だから、25年前に来日公演決定が正式発表され、チケットが発売されても、ポールが本当に日本にやって来るまではどこか半信半疑。「今度こそ大丈夫なんだろうな?」というつぶやきにも自然と迫力を込めてしまうのだった。

 でも、ポールはちゃんとやって来た。1990年2月28日、成田空港に降り立つのを、数千人のファンが出迎えた。その日、僕は長かった浪人生活がやっと終わり、母親の「試験はどうだったの?」という(一浪のときとは迫力が違う)問いかけをよそに、成田での様子をテレビで確認して万歳三唱したのだった(試験はだめだった)。そして、公演初日が3月3日。25年前の今日というわけだ。

 そんなことをあれこれ思い出すと、25年もたてば状況なんて変わるもんだなぁと改めて感じる。25年前の僕が今の僕のことを想像さえできなかったように。それにしても25年前か。もう随分昔のことなんだね。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-03-03 07:34 | diary | Comments(0)
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