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Sandfish Records Diary

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がんばれ

 4月にしては非常識なほど冷え込んだせいか、今朝の窓はたっぷりと結露していた。ハンド・ワイパーでジョボジョボと。布巾でサッサッサッ。遠くを見通せるくらいすっきりと拭き取ったところで、キース・リチャーズ&エクスペンシヴ・ワイノーズをかけた。ご機嫌だ。

 スギ花粉も落ち着きをみせ始め、ようやく僕にも春がやって来そうな気配。スピーカーからは「トゥー・ルード」。こういうタイトルがかっこよく思えて、レゲエのビートが心地良く感じられるのは、気持ちが上向いている証拠。今日はいい1日になりそうだ。早く外の空気を胸いっぱいに吸い込みたい(マスク越しじゃなくて)。

 自転車をこいでいると、真新しいランドセルを背負った女の子とすれ違った。きれいな水色のランドセルがやけにまぶしくて、なぜだか切ない気持ちになった。学校が誰にとっても楽しい場所とは限らないことは知っている。でも、できることなら楽しい場所であってほしいし、少なくとも悲しい場所であってほしくはないなと思った。がんばれ。…と、見知らぬ女の子にエールを送っている自分がなんだか妙だった。

 あの子も、あと何年かしたら、お気に入りの音楽を見つけたりするだろうか?しないだろうか?ロックやソウルを聴くだろうか?聴かないだろうか?何かが彼女の人生に鮮やかな色彩を与えたとき、あの水色のランドセルは誰かに受け継がれているのだろうか?

 そんなことを考えながら自転車をこいでいると、歩行者用の信号が赤に変わった。車は来てなかったけど律儀に止まった僕の横に、真新しいランドセルを背負った別の女の子が並んだ。がんばれ。学校、楽しいといいね。…と、やっぱり思った。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-04-09 09:30 | diary | Comments(0)
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