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Sandfish Records Diary

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選択肢は常にある

 昨日はラジオの収録だった。テーマは「お酒のない生活」。僕の人生は半分以上がお酒にまみれている。おかげで楽しいこともたくさんあったが、同時にいくつかの支障をきたしたりもする。つまり、お酒がないと楽しめない、人とうまくコミュニケーションがとれない、心を開けない等々、お酒に頼って生きてきたツケみたいなものだ。

 お酒がなくても楽しく生きていけるはずだし、そのことは僕も理解している。ただ、うまく想像することができない。そこでお酒をやめて4年以上がたつ友人に話を聞いてみようというのが、昨日の収録のテーマだった。

 友人はこう言った。「お酒を呑むと楽しくなって盛り上がった気になるでしょ。でも、シラフになってみてわかったんだけど、みんなどんどんスローになっていく。ダウナーなんだよ」。確かに酔っぱらうと思考力が低下するから、テンポが早くなるわけがないのかもしれない。で、翌朝はぐったりしていると。なるほど、そういうことか。一番困るのは、翌日仕事にならないことだ。進むべきことが進まず、すべてが停滞し、気分が落ち込む。いい事なんてありゃしない。これだけはなんとかしたい。

 僕がお酒を呑むのはもはや習慣であって、そこに思考らしい思考は介在しない。天気がいいとビール。ギョーザを見るとビール。刺身を見ると日本酒。パスタにはワイン。ベイスターズが勝つと乾杯。風呂上がりにはプハァー。ただの習慣であって、なにも考えてない。なにか考えないといけない。でも、なにを考えたらいいのだろう?僕は友人にいくつか質問をした。

 MIYAI:ギョーザを食べるときは何を飲むの?
 友人:お茶かな。
 MIYAI:まぁ、合うよね。ピザには?
 友人:コーラ。
 MIYAI:合うね。1日の仕事が終わって帰宅したときは?
 友人:まず、ご飯を食べる。それからコーヒーかな。
 MIYAI:いいね。暑い夏の日は何を飲むの?
 友人:暑い日に熱いお茶を飲んだりするよ。
 MIYAI:あぁ、美味しいよね。ほっとするし。
 友人:そうそう。

 友人の言うことを僕はことごとく理解できた。つまり、お酒以外にも選択肢はあるということだ。ギョーザだからといってビールを呑まなくてもいいのだ。「いやぁ、いい話を聞いたなぁ」と僕は満足し、ふらふらと馴染みの酒場へ。そこではリハ帰りのミュージシャン達が素晴らしい弦楽四重奏を奏でていた。僕は嬉しくなって、ウイスキーをおかわりした。いい気分で帰宅すると、妻がほろ酔いで待っていて、家のアルコールは1滴も残っていなかった。ふむ…。

 結論:少しづつ変わるくらいがちょうどいいのかもしれない。

 今日は野球観戦へ。おそらく、ビールを呑むだろう。で、ベイスターズが勝ったら…(以下省略)。でも、もう僕は知っている。選択肢は常にあるのだ。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-05-28 09:15 | diary | Comments(0)
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