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Sandfish Records Diary

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In Between Dreams

 ここ数日ほどつづけて、日付が変わる前に寝ている。夕食を食べて、テレビで野球を観て、シャワーを浴びて、パジャマに着替えて、ソファーに寝転んで本を読み出すと眠くなり、すごすごとベッドへ。欲望のおもむくままといえなくもない。必然的に早起きになる。近所をほんのりと散歩し、コーヒーを淹れて、トーストをかじる。現在、午前6時27分。新しい1日は始まったばかりだ。

 ふと思い立って、ジャック・ジョンソンの3枚目『イン・ビトウィーン・ドリームス』をかけた。10年前にこのアルバムが出た頃、サーフ・ミュージックの人気はピークを迎えていた。湘南という土地柄もあり、また僕が勤めていたインディーズ・レーベルでもそれっぽい音楽を売って恩恵を受けてもいたので、このアルバムを聴く機会は多かった。会社でも、取引先でも、友達の店でも、僕の出かける先々でよくかかっていた。

 当時からなんの変哲もないところがジャック・ジョンソンの個性であり魅力だった。一番面白くないとも言えるのに、どういうわけか一番みんなに好かれた。僕もまた彼の音楽を甘く見ながらも、けっこう楽しんで聴いていた。それは10年たった今も変わらない。そして、振り返ってみると、結局、あのサーフ・ミュージック・ブームはジャック・ジョンソンに始まり、広がりをみせ、収束し、最後にはジャック・ジョンソンだけが残ったような印象すらある。なんの変哲もない音楽なのに不思議だけど、きっとそういうものなのだろう。

 10年たった今も、ジャック・ジョンソンの音楽は、相変わらずリラックスしていて、親しみやすくて、なんてことない。そして、僕はといえば、やっぱり彼の音楽を甘く見ながらも、けっこう楽しんで聴いている。それはそれで素敵なことなのかもしれない。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-06-04 07:09 | diary | Comments(0)
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