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Sandfish Records Diary

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雑にならないように

 往年のミュージシャンの訃報が日常的に届くようになって久しい。もはや誰が生きていて誰が亡くなっているのか、正直、よくわからなくなってきている。昨夜はフェイスブックで複数の人がアップしていたボ・ディドリー死去の報にショックを受けた。すぐに彼のレコードをターンテーブルにのせたところ、「2008年に亡くなってるよ」と妻に指摘され、「あ…、そういえばそうだね」と思い出した。ここで「よかったよかった」というのもおかしいのだけど、なんとなくほっとしたのは、…やっぱりおかしいよな。おかげで久しぶりにボ・ディドリーの歌を聴けたし、妻がボ・ガンボスがボ・ディドリーの曲をカヴァーしたときの話をしてくれたりと、面白いこともあったからいいのだけど、なんであれ、忘れててごめんなさい。

 ボ・ディドリーと言えば、エルヴィスやチャック・ベリーと並ぶロックン・ロールの偉大なるオリジネイターのひとりだが、そんな人達のデビュー・アルバムを20枚集めた10枚組のCDボックスが(※CD1枚にアルバム2枚を収録)、アマゾンで1,500円未満で売られているのを先輩の書き込みで知り即購入。明日届く予定。楽しみなのだが、いくらなんでも安すぎるので、手放しに喜べないところもある。かといって、高額だったら買ってないわけで、なかなか複雑だ。また、20枚分の音源がいっぺんに手に入っても、ちゃんと聴ける自信もない。…と、届く前から、なんだか申し訳ない気持ちになっている。買っといてこんなこと言うのもおかしいのだけど。

 偉大なミュージシャンがこの世を去るのも、古い音源が安く売られるのも、時の流れと無関係ではない。それだけの時間がたったということだし、僕自身もそれなりの時間をかけて音楽を聴いてきたということでもある。もし雑になっているところがあるなら正して、これからも丁寧な気持ちで音楽を聴いていきたい。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-06-05 07:06 | diary | Comments(0)
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