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Sandfish Records Diary

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のんびりしようとした

 昨日はオフ。なにも考えずに、張りつめていた神経をほぐそうと決めていた。計画としては、午前中は家でまったりし、昼からは海でぼんやりし、夜はごろごろする。たやすいことだと思った。
 
 ところが、計画とはなかなか思い通りには進まないもの。午前中は自分のせいで割と頭と神経を使ってしまった。さらに少し仕事までしてしまい、「いけないなぁ」と反省。昼食に焼きそばを食べて、午後は海へ。ボードウォークに椅子を並べ、お酒とお菓子を買い込み、本を読み出したところで、雨がぽつぽつ。本降りにはならなかったが、降ったりやんだりと、今ひとつ落ち着かない。やがて雨粒が大きくなってきたので撤退。仕事絡みのやり取り等もあり、帰宅してからは発送作業。その流れでまた別の仕事にも手をつけてしまい、「いかんいかん」と反省。床にごろりと寝転んで、本のつづきを読み始めた。妻が図書館から借りてきた本で、明日には返却するというのにまだ半分しか読めてなかったので、「早く読んじゃわなきゃっ」とがんばってしまった。いかんいかんいかん。でも、とても面白い本だったな。

 森見登美彦の『聖なる怠け者の冒険』という小説で、休日は徹底的にぐうたらしたい男が、充実した週末を過ごそうとする人達や、かなり難はあるものの仕事熱心な人達に翻弄され、おかしな冒険に巻き込まれていくというもの。奇想天外な展開に僕はするするとのみ込まれ、くすくすと笑いながら読み終えた。

 本を閉じたとき、時計の針は午後9時30分をさしていた。「どうしたものか?」と僕は思った。寝るには早いけど、なにもする気がおきない。1日を振り返ると、あまりのんびりしたとは思えず、神経はどこか張ったままだった。どうやら、いきなりのんびりしようとしても、すぐにはできないものらしい。僕は寝転んだまま天井を眺め、「昔はいくらでもぐうたらできたのになぁ」と思った。妻がのそっと起きてきたので、ふたりでビールを飲み、『聖なる怠け者の冒険』の感想を語り合った。外では本格的に雨が降り出し、涼しい風が部屋に入ってきた。やっとのんびりした時間がやってきた気がした。

 MIYAI
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by sandfish2007 | 2015-09-04 07:20 | diary | Comments(0)
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