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Sandfish Records Diary

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音楽は愛だ

 日曜日の昼下がり。薄曇り。テーブルにはいただいた薔薇が鍋にさしてある。考えないといけない。その下には柿と鳩サブレー。シュールだ。ひとまず鳩サブレーを2枚ほど失敬し、ミルクをたっぷり入れたコーヒーと一緒にいただいた。ボブ・ディランの最新作『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』をようやく購入したので、繰り返し聴いている。ディランの歌は思った以上にゆったりとしていて、バックの演奏も申し分ない。今日みたいなのんびりした休日にはぴったりだ。

 昨夜帰宅したのは午前3時だった。「バー・ケインズ」で毎月行われているDJイベント「Voices Inside」に顔を出し、途中で毎月放送されている「サンドフィッシュ・カフェ」の収録へ向かい、また「ケインズ」に戻ってきて、焼酎をちびちびと呑んでいたら、そんな時間になったのだった。中古レコード屋でもまず見かけないヴァーノン・レイ『ウェイステッド』のアナログ盤が、どういうわけか昨夜の「ケインズ」には2枚あった。僕はマニアックに驚き、持ち込んだ2人を並べて記念写真を撮り、「これは貴重だぜ」と静かに興奮した(こういう話はわかる人にだけわかればいい)。

 アラン・トゥーサンの追悼も行われた。ピアノの上にトゥーサン関連のレコードが並んでいるのを見て、「本当に死んじゃったんだな」と思い悲しくなった。久しぶりに会った友人も同じことを言っていた。別の友人は「心にぽっかり穴が空いちゃって…」と言っていた。わかるよ。

 この夜のテーマはブルーアイド・ソウルだったんだけど、あまりそれっぽいものはかからなかった。外堀からじっくり埋めていって、本丸には届かない。「Voices Inside」ではよくあることだ(そこがいいのだ)。僕が店を出たときも、イベントはまだつづいていた。7インチを中心にかけながら、イベント自体はロング・プレイングなのだ。そんな「Voices Inside」も、来年6月で100回目を迎える。まだ先の話だけど、まず達成されるだろう。すごいな。音楽は愛だ。
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by sandfish2007 | 2015-11-22 12:39 | diary | Comments(0)
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