ブログトップ

Sandfish Records Diary

sandfish.exblog.jp

We Love The Xangos

 一昨日、ザ・シャンゴーズのライヴを観に『ロケット・デリ』へ出かけた。本当に楽しくて、なんだかもう、いろいろ最高だった。2日たった今もほのかに胸のあたりがほかほかしているくらいだ。

 ヴォーカルのまえかわともこがMCで「シャンゴーズも始めてから10年くらいになります」と言った。ということは、僕も足掛け10年くらいシャンゴーズのライヴを観てきたことになる。回数こそ多くはないけれど、コンスタントにそのときどきのバンドの演奏を聴いてきた。考えてみると、そういうバンドは他に思い当たらない。

 初めて観たときから、シャンゴーズは地元の他のバンドとは違っていた。音楽性も才能もメンバーの佇まいも、すべからく僕を惹きつけた。その後、音楽性は徐々に変化していったし、才能に見合った成功はまだ手にしていないけれど、不動のメンバーながらそれぞれの別行動が許される母体として、(折にふれゲスト・ミュージシャンを交えながら)バンドは活動をつづけてきた。

 ファンというのは正直なものだ。僕はひとりのファンとして、シャンゴーズに惹かれ、彼らの音楽に耳を傾けてきた。CDを聴き、ライヴへと出かけた。その度に感銘を受け、「また観に来よう」と思った。その繰り返しが足掛け10年ということなる。当然のことながら、前回と同じ印象だったり、退屈に感じれば、もう足を運ぼうとは思わない。しかし、彼らはライヴの度に新しい可能性を僕に見せてくれた。それは楽曲の変化であったり、メンバーの成長であったり、才能の閃きであったり、ゲスト・ミュージシャンとの化学反応だったりした。僕はそのすべてを鮮明に思い出すことができる。そのときどきの演奏が、僕に強い印象を与え、バンドへの新しい興味を生み出してきたのだ。

 ザ・シャンゴーズの活動を身近な距離で見てこれたことは、僕がこの町に移り住んでよかったと思えることのひとつだ。これからも、ユニークでスケールが大きくて魅力たっぷりなこのバンドを応援していきたい。一昨日のライヴでは、そんなことを改めて思った。今も心地よい余韻が体の隅々に残っている。
[PR]
by sandfish2007 | 2015-11-30 08:25 | diary | Comments(0)
<< タワーレコード藤沢店が閉店 14回目のジョージの日 >>