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Sandfish Records Diary

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ソウル・ミュージック

 曇った窓ガラス越しの柔らかな陽射し。ソウル・ミュージックのレコード。冷めたコーヒー。今、目の前にあるものを書き出すと、そんな感じの日曜日の朝だったりする。

 昨日、偉大なソウル・マンの訃報が届いた。僕は彼の音楽はあまり聴いたことがないのだが、いくつか大好きな曲があり、それらにちなんだ想い出もある。だから、知らせを聞いたときは淋しかった。すぐに彼の歌を聴きたかったけど、残念なことに僕は彼のレコードを持っていなかった。そんな行き場を失った気持ちを埋めるように、ソウル・ミュージックのレコードを何枚か選んで聴いた。

 ソウルが好きでずっと聴きつづけている。特に詳しいわけじゃないし、レコードもそれほど持っていないけど、ソウル・ミュージックはいつでも僕の心を捉えて離さない。特にソウルのバラードが好きで、本当に美しい曲がいくつもある。それらは暗闇から射し込む希望の光のように、暖かく、柔らかく、心に沁み込んでくる。そうした曲を聴くたび、僕は救われたような気持ちになる。その理由をそれらしく語ることはできるだろう。ゴスペルからの影響とか、ソウル誕生の逸話とか、話そうと思えばできるだろうけど、僕が言いたいのはそういうことではなく、もっと個人的な感情についてだ。

 窓ガラスの曇りが次第に消え、朝陽が僕の顔に直接あたるようになった。部屋が床から壁まで明るくなっていく。ちょうど美しいソウル・バラードを聴いたときみたいに、なんだか今日はいいことがあるんじゃないかと思えてくる。僕が話したいのは、きっとそんな他愛のないことなのだろう。

 オーティス、どうか安らかに。僕はあなたのレコードを買わないといけませんね。
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by sandfish2007 | 2016-01-10 09:21 | diary | Comments(0)
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