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Sandfish Records Diary

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いいことがありますように

 嬉しい仕事の依頼があったり、CDの注文をいただいたりと、いいことがつづいた日は、外の寒さも気にならない。夜道を30分ほど歩いて馴染みのバーへ音楽を聴きに出かけた。ECMというドイツのレーベルの音楽で、空間を大切にした静謐な作風が特徴なのだが、それにしてはお客さんがたくさん集り、みんなでわいわいと楽しく聴いた。

 とてもいいギターが聴こえてきたので、「これは誰?」と訊ねるとパット・メセニーだという。僕はパット・メセニーの音楽を聴いたことがなくて、いわゆるフュージョンをやっている人というイメージしかなかったのだが、昨夜聴いたメセニーの演奏は高度なのに訥々としており、素朴な人柄が伝わってくる素晴らしいものだった。どうやら僕が思っていたよりも、ずっと懐の深いアーティストらしい。友人が『ワン・クワイエット・ナイト』という2003年のソロ・アルバムを貸してくれたので、じっくり聴いてみよう。

 友人でもあるピアニストの田尻有太が4曲演奏してくれた。どれも自分の内面を丹念に紡いでいくような演奏で、緊張とくつろぎの間を浮遊するかのように響いていた。その佇まいは、どこかECMの音楽にも通じるものがあった。

 昨夜はこの冬一番の冷え込みで、氷点下まで下がると言われていた。実際はどうだったのだろう?今朝起きがけに外に出てみたが、霜はおりていなかった。でも、寒い朝には違いない。あったかいものを食べよう。そして、今日もなにかいいことがありますように。
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by sandfish2007 | 2016-01-21 08:37 | diary | Comments(0)
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