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Sandfish Records Diary

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マーク・ジュリアナ

 デヴィッド・ボウイの『★(ブラック・スター)』を聴くたびに、マーク・ジュリアナのドラムには感動させられる。これほど正確で、尚かつ肉体の躍動が伝わってくるドラムは久しぶりに聴いた気がする。ライナーを読むと、彼はジャズ畑のミュージシャンだという。21世紀に入ってからのジャズ・シーンは、様々な音楽要素を取り入れながら変容をつづけていて、実に刺激的なのだと綴られている。確かにサックスのダニー・マッキャスリンのプレイも切れているし、ベースやピアノからも独創性が感じられる。ベテラン・アーティストの新作を聴いて、バックのミュージシャンの演奏に自分がこれほど強い興味をもつことは珍しい。
 
 馴染みのバーでそんな話をしたところ、ひと回りくらい歳下のミュージシャンの友人は、当たり前のようにマーク・ジュリアナのことを知っていて、来日公演にも足を運んだと言っていた。彼曰く、「ボウイの新作でのプレイは、どちらかというとオーソドックスな方ですね」とのこと。そうなのか…。調べてみると、今もっとも高い評価と人気を得ているドラマーのひとりであることがわかった。僕が知らなかっただけで、すごく有名なんだな。マーク・ジュリアナ。

 それにしても、いつの間にやらミュージック・シーンの動向に疎くなったものだ。自分が高校生だった頃などは、アメリカとイギリスのヒット・チャートを追っかけていればどうにかなる感じだった。今はどこから手をつけたらいいのかわからない。結局、好きなジャンルのものに手を出すことになる。でも、それだけじゃつまらないですね。世界ではいつだって新しい音楽が生まれているのだから。ボウイの新作を聴いて、そんな当たり前のことを思い出した。今はこのアルバムを繰り返し聴いている。
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by sandfish2007 | 2016-02-04 09:19 | diary | Comments(0)
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